2024年7月28日日曜日

介護日記的な・・・その7 新しい情報は入らない。


 実家の洗面所の天井からの漏水に気付いたのが、たしか5月の中旬。
 昨日、やっと内装の復旧工事が終わった。
 この間2ヶ月強、母が戸惑わないようにと、漏水箇所に張り紙をしたり、工事の予定や、業者とのやり取りの日程を、その都度分かり安く大書きして目に付くところに張ったりもしたが、母は定期的に不安になり、時間にお構いなく、
「あのね、なんと言ったらいいのかしら・・・・・、あの・・・・」と要領の得ない電話が掛かってくること頻回、その都度「天井の水漏れのことかな?」と尋ねると、「そうなの!」と始まり、経緯の説明、業者が下見にくることの説明、原因の説明・・・・・と繰り返すこと2ヶ月。
マンションの天井裏って、結構脆弱
もっと、防音材とか張ってあるのかと
思ってたよ。
 工事をしている昨日は、
◆「なんでこんなになったのか判らない」・・・・上のお宅の床下の配管が老朽化して水が漏れたんだよ。
◆「上の人が誰が住んでいるのかまったく判らないのよ」・・・・いえいえ、40年前から同じ人が住んでるよ。
◆「まったく上の人が何も言ってこない!」・・・・もう3回もご挨拶とお詫びして戴いてるからね。1回は菓子折までいただいたからね。あなたも挨拶したよ〜〜〜
◆「あの人たち(工事している職人さん)、信用できる人なのか判らない。どうしてあの人たちが来ることになったの」・・・・いや、もう、下見と見積もりに2,3回来てるから。先週、壁紙と天井紙決めたときにも打ち合わせしたよ〜
◆「お金をおろしに行かなくちゃ!」・・・・いやいや、支払いはウチではしないんだよ。上の家からの漏水が原因だから、上のお宅の損害賠償保険で支払われるからね。・・・・・その他諸々を一日中延々ループ!! 
 おまけに、工事が気になって、ふらふらと近づいて行くし、中に入ろうとするし、床の養生の上に散らばった建材のカスを拾って捨てようとするし!
 やめろ、近づくな!とつい怒ること数回。

 これでも、実家に行く前には、「怒らない」「笑顔」「何回でも繰り返し説明」「分かり安く」と自分に命じて行くのだけどね。

 なにはともあれ、終わってよかった。

 跡形もなく綺麗になれば、漏水したことも忘れて、生活もだいたい元通りになるだろう。

 他にも心配なことは多々あれど、母の生活をかき乱す要素は極力排除したい。

 そんなこんなな日々で、ストレスがいや増し、溜まりに溜まったストレスが、スイーツと書籍として物質化した。→冒頭写真(笑)
 だって、本を触ってると、カバー掛けなぞすると、癒やされるのよ。本を読む時間が極小化しているのが残念至極ではあるのだが。
 
 母の食生活がだんだん維持できなくなってきたので、先週から週の中日の水曜夜も実家詣ですることにした。 その時には電車の中で読書時間が増える。ラッキー♬くらいに考えていたのだが、いざ、やってみると、行きも帰りも、車中で起きていられない。爆睡!
 疲れてるな〜〜〜。
 そんなこんなで、本は増えるが、読んだ本は増えない・・・・まあ、これは、母に関係なく、いつものことではあるな。

備考 この記事に関連する読メつぶ→


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