2025年4月20日日曜日

介護日記的な・・・その12 久しぶりの投稿である。

 さて、このネタでの前回の投稿が去年の8月なので、久しぶりの投稿になる。
 この間、母は超低空飛行ながらまだ滑空を続けており、胴体着陸には至っていない。
昨年11月からこっち、住居のマンションの外壁塗装工事があり、足場が組まれたり、シートがかけられたり、窓の外(高層階)を職人さんが歩いていたり、といろいろあったが、幸いにして足場を組んでの外壁補修も三回目なので、なんとなく馴染みがあるのか、大事には至らず、すごすことができた。これに関しては、本当に、無事に乗り切れてよかった。

 母は、だんだんやらないことが増えてきた。
 近所に買い物に出なくなったのは、昨年夏。 
 掃除機をかけなくなった。
 洗濯機を回さなくなった。

 たまに、台所のビニール床の拭き掃除はしている・・・かもしれない。
 幸い、歯磨きとか洗顔はちゃんとしている。

 衣類は、以前は手洗いしているのかな?と思った時もあったが、今はまず、洗濯していない。とはいえ、代謝も落ちているのか、汗もあまりかかないようで、衣類が汚れることもあまりなく、不潔になることはないようだ。
 当初は、毎日とはいわずとも、下着類を洗濯している気配があったのだが、この前、洗濯機の前で、洗剤が判らなくなっているところに遭遇。実はこれまでの洗濯も、洗剤は入れて無かったのかも? ここ最近は週末に私が洗濯機を回していた。しかし、洗濯機の中の下着が明らかに少ない。

 だいたい、寝間着に着替えるときに脱いでも、翌日に同じものを着ているのだろう。

 本人に認知の自覚はまるでない上に、ADLは完全に自立しているので、着替えを手伝うこともできず、下着類のチェックがしづらい。

 そこで、先週から、デイサービスの入浴の際に、下着を新しいものにすり替えてもらう作戦に出た。

 先週はとりあえず、ショーツと肌着に挑戦。
 問題なく衣類交換ができたので、今週からは、靴下やブラなども追加した。

 で、問題になるのが、週末の洗濯である。

 もちろん、一週間分、私が洗濯するのだが、まず、洗濯ものハンガーが足りない。ピンチも足りない。(昔は潤沢にあったものも、だんだんに数を減らし、本人が一人暮らしになってからは、ほとんどピンチハンガー(しかもぼろ)一個だけでこと足りていた。だが、一週間分まとめてとなるとそうはいかない。とりあえず、ダイソーとAmazonで洗濯用品を調達。
 そして、着替えが足りない。新しい下着を買っても、本人に多分「自分のもの」だと認知してもらえないので、家の中のストック(昔の人なので、古いものも全部取ってある。)から、状態の良いものを探し、数を揃えて名前付けをした。

 洗濯に関しては、干したそばから取り込まれる、というのを数回。本人に任せるとどこかにしまわれてしまうので、母の目を掠めて取り込みして、デイサービス用にパッキングして、母の目に付かないところに隠し、デイのお迎えの際にさりげなく送迎のスタッフにもって行ってもらうことにした。

 なにしろ、本人は、今だに自分がデイサービスに通っていることも、そこで毎日お風呂に入れてもらってることも覚えていないのだ。下着の入った袋など、見つけようものなら、「あらこれ何かしら」と、タンスにしまわれてしまうか、押し入れのどこかに押し込まれるか。

 それにしても、ここのところ落ち着いていた週末の往来が、俄に大変になってしまった。
 来週は加えて、通院もある。頑張らねばならぬ。

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