2024年8月1日木曜日

2024年7月の読書メーター

 ただただ暑い。そして、相変わらず読書は進まぬ。
 2階のメインのエアコンが故障して、この2週間、温風しか出なかった。昨日応急処置でとりあえず冷風が出るようにはなったが、当座しのぎの間に根治のための部品が届くのか?!
 なんでエアコンて、いつも夏場に壊れるのだろうか。それだけ負荷をかけてるってことかな。
 実家の母も、なんとか凌いでいるが、こちらも壊れ気味だ。私がエアコンの遠隔操作をミスったら熱中症一直線。私が一人緊張を強いられてるなあ。。。。当の母は、薄着(だって真夏の36度だよ?)の私を見て、「そんな薄着じゃあ凍えちゃう!」と心配している。家の中が涼しいのは、外が寒いせいだと思い込んでいる模様。いやあ、真夏だってばよ。。。。。


7月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4468
ナイス数:758

警視庁公安J アーバン・ウォー (徳間文庫)警視庁公安J アーバン・ウォー (徳間文庫)感想
シリーズ中で、今回が一番読みやすかった。鎌形という政治家に、そんな大胆なことをする胆力があるのか、とは思うのだが。総理大臣の小日向がある意味スーパーマンなのは、設定上(純也の父である以上)しょうがないんだが・・・。朝比奈の動機も薄いっちゃあ薄い。なんだよ命の純化って。そんな中身のない言葉遊びのような観念が、人を動かしうるのだろうか、と思わないでもない。とはいえ、このシリーズはどの話もこと「動機」についてはけっこう無理筋だし、その中では面白かったと思う。
読了日:07月31日 著者:鈴峯紅也

宇宙兄弟(44) (モーニングKC)宇宙兄弟(44) (モーニングKC)感想
いやあ、ぎりぎりまで危機をブチ込んでくるなあ。あああ、もういいから早く地球に戻っておいで。生還そのものが壮大なミッションになってしまった。でもそもそも、生きるってそういうことなのかも、と読んでいて変に哲学的になったりも。もう、成功することしか想像できないけど、ムッタ救出のための最後のミッションに次巻、ヒビトが望む。
読了日:07月28日 著者:小山 宙哉

幼女戦記 大隊野史~Another Story of the Battalion~(1) (角川コミックス・エース)の感想
本編30巻目にしてついに、裏話スピンオフ。なぜ、デグさんの記録が後世に残っていないのか。その主犯格は、なんとレルゲンだった!? デグさんの黒歴史「広報任務」の顛末。そして幻の成人になったデグさん。グランツの命運、レルゲンの行く末などもチラ見できてとても良い。
読了日:07月28日 著者:東條 チカ

幼女戦記 (30) (角川コミックス・エース)の感想
ルーシーの変態+ウーガ少佐+より大きな指揮権を欲するデグさん+・・・・・お決まりの「査問会」。しかし将軍たちの目は暖かく、しかしデグさん的には生暖かくも感じられ(笑) しかし、30巻目にしてついに、周囲の思惑がデグさんに正しく理解される時がやってきた!
読了日:07月28日 著者:東條 チカ

この本をかくしてこの本をかくして感想
おとうさんが図書館から借りて、何度も何度も読んだ本。お父さんが宝物だと息子に教えた本。自分達が何者で、どこから来たのか、教えてくれる大切な本。図書館に爆弾が落ちて、本はバラバラになって吹雪のように散ったけど、おとうさんが借りていたこの本だけは残った。絵がとてもすてきだ。そして・・・おとうさん、痩せた! 新しい国にいってからも、孤児院で暮らし、苦労したろう。そして、戦争が終わって、国にもどり、本を図書館に戻す。沢山の人が、この本を、かつてのおとうさんのように、何度も読むだろう・・・・
読了日:07月28日 著者:マーガレット・ワイルド

フラジャイル(28) (アフタヌーンKC)フラジャイル(28) (アフタヌーンKC)感想
それぞれの人にそれぞれの岐路。独り立ち間近な宮崎先生。それを送りだす岸先生。病理医の卵たちへのはなむけのような、岸先生の講義。そして、玉突きの様であって、でも必然として、森井君にも新たなステージの入り口が。さて、どうする森井君。
読了日:07月27日 著者:恵 三朗

后宮のオメガ(上) (ディアプラス・コミックス)后宮のオメガ(上) (ディアプラス・コミックス)感想
この綺麗な表紙に惹かれてKindle版を読み、やはり紙本で手元におきたくて購入。最初の感想はこちら→ https://bookmeter.com/reviews/117031057 ハーリドの言う通り、聡明で美しい王妃のイリヤ。自分自身にはさほど価値を見いだしていないからこそ、追いつめられたとき、ためらわずにハーリドの後を追うが。民を救うと決意したあとも、大胆な行動にはでず、地道に技術を伝え、集落を護る賢さが好ましい。お約束ともいえるハーリドとの再開で物語が動く。
読了日:07月27日 著者:露久 ふみ

后宮のオメガ(下) (ディアプラス・コミックス)后宮のオメガ(下) (ディアプラス・コミックス)感想
この本、登録済みと思ったのになぜか見つからず???と思いつつ、紙本購入を機に再度読了登録。もしやKindle版で登録したか?と思ったがなぜか検索できず、自分の読了記録から探した。最初の感想はこちら → https://bookmeter.com/reviews/117031061 あまりBL色は濃くなく、正統派王国奪還ファンタジーの味わい。おまけページで良いから、子供をぞろぞろ連れたイリヤを見たいな〜。この年の差国王夫妻は、子だくさんであってほしい♪
読了日:07月27日 著者:露久 ふみ

夜明けの唄 5 (from RED comics 047)夜明けの唄 5 (from RED comics 047)感想
死んだと思っていたミカエルが、憎悪の塊となってエルヴァの前に現れる。そして、黒海の「記憶」を、エルヴァもまた知ることになる。覡の悲惨な記憶は明らかになったものの、黒海と覡の存在そのものはまだ、謎のまま。
読了日:07月21日 著者:ユノイチカ

夜明けの唄 4 (from RED comics 042)夜明けの唄 4 (from RED comics 042)感想
アルトの不思議な治癒の力の正体が判明するが、一方で黒海の正体はまだ謎のまま。そして黒い目の人間はあとどれくらいいるのか・・・・
読了日:07月21日 著者:ユノイチカ

警視庁公安J クリスタル・カノン (徳間文庫)警視庁公安J クリスタル・カノン (徳間文庫)感想
今作は、今までで一番読みやすかったように思う。私がついに慣れたのか、著者の語り口が全体的にナチュラルになったのか。話の構成にもすこし変化があったのも良かった。ブラックチェイン再来。全道安の白々しさよ。そして劉春凛がおバカ。氏家が明かす真実。うわあ。ブラックチェインで感じていた違和感が伏線としてちゃんと回収された!しかしブログの内容がアレなのは、さすがにどうかと思う。いずれにせよ今回はテンポもよろしく面白かった。わりかし貧乏くじを引きがちなセリさんも無事だったし。ところでタイトルの意味がイマイチわからん。
読了日:07月17日 著者:鈴峯紅也

夜明けの唄 3 (from RED comics)夜明けの唄 3 (from RED comics)感想
ファンタジーが現代社会と交じるのって、あまり好きなパターンじゃないんだよな・・・・。だから、ナルニア国とかも、実はあまり好きではない。なんか、そういう方向に行っているが、仕方ない。続きも読むよ。そういえば最初から、レティの服装に違和感アリアリだったのだよ。そうだったんだよねー(って、私が鈍かっただけか。)
読了日:07月17日 著者:ユノイチカ

夜明けの唄 2 (from RED comics)夜明けの唄 2 (from RED comics)感想
先を急ぎ過ぎてしまって、実はあまりストーリーが頭に入っていない。だがしかし、物語は謎の塊で、エルヴァや他の覡や、アルトの心象が中心。登場した西の覡のマニエリが一生懸命でとても可愛い。アルトが行方不明になり、エルヴァが探しに行く。小さなイレギュラーが重なって、閉じて安定していた世界が揺らいでいくよう。
読了日:07月17日 著者:ユノイチカ

夜明けの唄 1 (from RED comics)夜明けの唄 1 (from RED comics)感想
なにやら評判が良くて、気になって、シーモアにするか、Kindleにするかしばらく迷って、結局Kindleの方をポチッとな。1巻はまだ、なにも謎のまま。ただただ、エルヴァが切ない。ワンコが可愛い。ちょっとワンコが出来すぎだろ、とは思うが、そこはまあ、漫画だし・・・・絵がとても綺麗なのもよし。絵柄とか、作風とかは全然ちがうのに、なぜか佐藤史生の作品を思い出した。
読了日:07月17日 著者:ユノイチカ

警視庁公安J ダブルジェイ (徳間文庫)警視庁公安J ダブルジェイ (徳間文庫)感想
面白くないわけじゃあないんだけど、なんだかなあ?って感じで頭がいっぱいになる(苦笑)。一番なんだかなのはファイルの中身をそれぞれ捨てちゃってたことか? 本当に捨てるか? そんなファイルを官僚3人で持っていた事も違和感ありありで。荒唐無稽ならそれなりに楽しめるんだけど、ちょっと無理筋すぎるような気がしてしまった。純也自身の正義は奈辺にあるのか、そんな事も気になった。でもまあ、そこそこ楽しく読んじゃうんだけどね。
読了日:07月12日 著者:鈴峯紅也

警視庁公安J シャドウ・ドクター (徳間文庫)警視庁公安J シャドウ・ドクター (徳間文庫)感想
今作はインドシナ紛争・カンボジア内戦、クメール・ルージュから強引にブラックチェインにつなげる力業。そもそも純也の存在自体が許容範囲ギリギリに荒唐無稽なので、さすがに今作は荒技に過ぎるのではとちょっと鼻白む。おまけに啓太の心臓に到っては、それをシノさんが判っていたって行で、もうダメだ。そこは知らなかったことにしてほしかったよなあ。人の(しかも子供の)金8千万で、何やってんだよシノさん。それはアウトだろうよ。だがしかし、ラストの数ページで思わず爽やかな気持ちにさせられてしまったもの、これまた著者の力業だった。
読了日:07月06日 著者:鈴峯 紅也

呪われた黒獅子王の小さな花嫁 (キャラ文庫)呪われた黒獅子王の小さな花嫁 (キャラ文庫)感想
読み友さんの感想で興味を引かれてポチっと。父王の傲慢が呪術師の呪いを招き、黒獅子頭に生まれついた王太子。忌まわしい長子を亡き者にしたい国王と後添えの王妃は策謀を巡らせ、王太子の造反を期待して子も成せない小人族を娶せる。だけど王太子の元に嫁いできた小人族のリラは、全身全霊を賭けて黒獅子王子に憧れていた。賢王のはずの父王の挙動がよくわからんが、とにかくリラのキャラが良い。明るくめげず一生懸命で、全霊かけて王子を慕い、クルクルきらきら、鈴の音を鳴らして踊る。優しい物語をまた一つ発見した。イラストがすごく綺麗。
読了日:07月02日 著者:月東 湊

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