原 題 「Angels Flight」1999年
著 者 マイクル・コナリー
翻訳者 古沢嘉通
出 版 扶桑社 (2006/1/1)
初 読 2019/10/03
ボッシュは、内心ではタムに関するエドガーの結論に異論をいだいていたものの、・・・おいボッシュ!貴様ァ!
アクは強けれど私の中では正義の人の範疇だったアーヴィングがついに暗黒面に落ちるか。
一方ずっと反目しあってたチャスティン、彼は意外に良い奴なのか?
これは良い演出だ。これから絆が生まれるのかやっぱりいけ好かない奴のままになるのか。わくわく。そして、エレノアとの破局はやっ!
現場のバス停にはイーストウッド主演「我が心臓の痛み」の広告。
「ほら、ちっともイーストウッドに似てないじゃない」とはキズの弁。
それ言わせるのか!それ書いちゃうのかww やるなぁコナリー。
それと、登場人物一覧は結構なネタバレ感なので見ないほうが良い。
下巻になって、めっきり出番が少なくなってどうした?と思っていたヤツが、まさか!な展開となる。今回は「皆殺し」の二つ名をコナリーに献上したい。そして、暗黒面に落ちるかと思ったアーヴィングはまだ、崖っぷちに屹立してる。このあたりが大物と小物のちがいかねえ。なんにせよ面白かった。やっぱりボッシュはいいねえ。
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