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2026年2月23日月曜日

0582 石礫 機捜235


書 名 「石礫 機捜235」
著 者 今野 敏   
出 版 光文社 2024年11月
文 庫 392ページ
初 読 2026年2月23日
ISBN-10 4334105033
ISBN-13 978-4334105037
読書メーター 
https://bookmeter.com/reviews/133647212

  一作目がなかなか面白かったので、文庫化したところで入手して、1年・・・・つい積んでしまった、のをこの度読了。

 見当たり捜査のプロフェッショナルのシマさんこと縞長と、若手の高丸の凸凹コンビ。覆面車で都内を流す「機捜」の活躍である。
 隠密捜査、竜崎シリーズが捜査を高所から眺める視点なら、このシリーズは、最末端から事件を見る。
 若干幸運や偶然に頼りすぎでは、と思わないでもないが、田端課長や葛木係長などおなじみの面々も登場し、話はテンポ良く、サクサクと進む。一冊数時間で読めちゃう読みやすさは相変わらず。
 縞長・・・・がなんとなくシマエナガを連想してしまうのは私だけ?

2023年5月21日日曜日

0425 機捜235 (光文社文庫)

書 名 「機捜235」
著 者 今野 敏    
出 版 光文社 単行本 2019年3月/文庫2022年4月
文 庫 312ページ
初 読 2023年5月20日
ISBN-10 4334793401
ISBN-13 978-4334793401
読書メーター  
  
 今野敏さん初読み。すごく読みやすくて、一日で読了できてしまった。面白かった。
 「機捜」機動捜査隊。覆面パトカーで都内を巡回し、事件が起きれば駆けつけて初動捜査を担う。刑事の花形、捜査一課を目指す若手のエリートコースの一つなのだそうだ。『機層235』とは“俺”こと機捜隊員の高丸と、そのバディがのる覆面パトカーのコールサイン。無線で呼び合うときに名乗るやつ。
 所属は警視庁第二機動捜査隊。渋谷署内の分駐所に所属する。最初読んでいて分駐所とはなんぞや、と思ったが、この機捜は警視庁所属なので、所轄の渋谷署にいても渋谷署の所属ではなく、あくまで本庁の分駐所という立場なんだな、と理解する。
 高丸は将来は捜査一課にも行きたいと意欲を燃やす元気な若手。バディを組んでいた気心のしれた同期が、生憎と任務中に怪我をして一時戦線を離脱し、その間新たに高丸のパートナーとして着任してきたのが、なんと定年間際の白髪頭のおっさん。
 冴えない・目立たないしょぼくれた中年の縞長は、階級もまだ若い高丸と同じ「巡査部長」。一体何なんだ!といぶかしいやら腹立たしいやらで困惑する高丸だったが、このおっさんが実はタダ者ではなかった、という、ある意味安定のバディもの。

 最初はギクシャクする凸凹バディだが、この縞長が犯人を見分ける「見当たり捜査」のプロフェッショナル。巡回の車中から、町中の雑踏にまぎれる指名手配犯を一目で見分ける。さすがに犯人を追いかけての全力疾走はきつくても、犯人と相対したときの、柔道3段、合気道5段の逮捕術は逸品。このおっさん、機捜でのキャリアは長い高丸も目を見張る(地味な)活躍を見せるのだ。
 高丸は縞長の現場の捜査員としての心意気に、縞長は高丸の熱意にそれぞれ感化されながら、信頼を深めていく短編連作。サクサク読めて面白いです。続刊も読みたいけど、文庫本化待ちだな。

2020年8月16日日曜日

0217 AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 (光文社新書)

書 名 「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」 
出 版 光文社新書 2020年7月 
初 読 2020/08/16
 読むというよりは見る。
 戦前のモノクロ写真をデジタルと関係者の証言でフルカラー化。とても綺麗、というだけでなく、今まで“歴史の彼方”にあるかに思えていた戦争が、にわかに地続きになる。臨場感を持って甦った戦前ー戦中の写真。写真のそこここにいるのは、正に私達だ。
 モノクロだと歴史の彼方に隔絶された感じがする戦争が、にわかに身に迫ってきた。圧巻だったのは真珠湾で爆発する駆逐艦。胸につまったのは子供と女性たちの笑顔。
 戦争など遠い昔だとつい感じている人に是非見てほしい。

2018年12月7日金曜日

0154 夜明けのフロスト  ジャーロ傑作短編アンソロジー③

書 名 「夜明けのフロスト 」 
著 者 R・D・ウィングフィールド 
翻訳者 芹澤 恵 
出 版 光文社 (2005/12/8) 
初 読 2018/12/07 

 ダグ・アリンを求めて入手。そしてフロスト一気読み。こういうの、なんていうんだっけ、ミイラ取りが・・・、飛んで火に入る・・・、いや、毒をくらわば皿まで! お下品、お下劣、下ネタ満載、との読み友諸氏のレビューに手を出しあぐねていた御仁だが、いやはや、面白いじゃないか。もー、好きになってしまったよ。こういうおっさん大好きだ。こりゃ読むしかないね〜。そうして、また、積読山の標高は高くなる。