初めて、J.Garden(J庭)なるイベントに行ってきました。
BL特化のコミケというか、同人誌即売会。今年が60周年ってことで、第1回は1996年とか。
私が、コミケに参加したのは、なにしろ40年ほど前が最後。(というか、最初で最後だったという話もあるが。)参加者の待機列の捌きとかの会場運営も長きにわたる経験に培われて、洗練ゆっくりおちついて進行に協力している感じが、同じ文化風土を共有している肌感覚で良き。
同日、ビックサイトの別会場では東方Projectのイベントも開催されていて、オタク男子はあっち、女子こっち、みたいなけっして交わらない動線がまた、内心面白かったり。
なんかもう、いろんな意味で隔世の感がありましたね。
その昔、「やおい」なんて言っていたころは、なんというか、羞恥心と背徳感がセットになっていて、こんなの日の当たるところに出すもんじゃない、という感じをずーっと引きずっていたので、その後、商業BLが書店の本棚を賑わすようになっても、あえてソレに近寄ろうとは思わなかったのだけど。今時のBL文化は本当にオープンで健康的だわ。
なんで、私の中でBLへの接触が復活したかというと、たぶん栗本薫の『東京サーガ』を読み尽くそうと『毒を食らわば皿まで』企画をやったからだな。AmazonのKindleで読んだので、それ以降、AmazonからBL本をどんどんご紹介いただくようになってしまい(笑)。始めは見ないようにしていたんだけど、ついクリックしてしまうことが増え。そして、また沼にハマった、と。最初にKindleアンリミで誘われたのも大きいな。佐伊さんの作品に出会ったのもそのパターンだったし。
今、LGBTQが社会的に抵抗なく認知されるようになっているのも、BLが与えた影響ってばかにならないと思うのだ。J庭に出店しているのは、あまり現実味のない、ある意味ファンタジーなBLがほとんどだけど、中には、リアル寄りなゲイ文学という雰囲気のブースもある。たとえば、誰かがリアルでカミングアウトしたとしても、それを受け止める側が、ふーん。べつにいいんじゃない。って思える素地を作ることに、BLは一定寄与しているんじゃないかと思う。
あと、自分のように、いったん離れていたけど、〇十年後に戻ってきた、というような方もけっこういるのかな。ずーっと描き続けてきた(書き続けた)人ももちろんいるし、若い人たちも沢山いるけど、結婚、子育てを経て、自分の時間が戻ってきたときに、また書き始めた人もいるんだろうな。なんとなく、女性のライフスタイルを垣間見たような気がしないでもない。まあ、同世代の方が結構いるわけですよ。なんか面白いね。
で、今回、お目当ての佐伊さんの『アルファは飢えても主を積まず』『精霊の宿る国』『竜王の婚姻』の番外編集と、未読の小説たちを入手し、その他、商業出版の方で読んでいた方のブースをいくつか発見して、同じく番外編を手に入れたり、pixivやなろう界隈で作品を読んだことがあった作家さんとご対面したり。今日は入手まではしなかったけど、ネットで探して見ようと思った方が数名。実りある秋の日でありました。




































