1 警視庁公安 既読
2 警視庁公安J マークスマン 既読
3 警視庁組対特捜K
4 警視庁組対特捜K サンパギータ
5 警視庁組対特捜K キルワーカー
6 警視庁公安J ブランクチェイン 既読
7 警視庁監察官Q ※積んでる
8 警視庁公安J オリエンタル・ゲリラ 既読
9 警視庁組対特捜K バグズハート
10 警視庁公安J シャドウ・ドクター 既読
11 警視庁組対特捜K ゴーストライダー
12 警視庁監察官Q メモリーズ ※積んでる
13 警視庁公安J ダブルジェイ 既読
14 警視庁組対特捜K ブラザー
15 警視庁監察官Q ストレイドッグ ※積んでる
16 警視庁公安J クリスタル・カノン 既読
17 警視庁組対特捜K パーティーゲーム
18 警視庁監察官Q ZERO
19 警視庁監察官Q フォトグラフ
20 警視庁公安J アーバン・ウォー 既読
21 警視庁組対特捜K デス・パレード
22 警視庁監察官Q ZERO2
23 警視庁監察官Q クリムゾンライン
14 警視庁公安J インビジブル・ウェポン 既読
此処よりはじまる。
読書記録と日々のあれこれ
2026年9月27日日曜日
2026年9月23日水曜日
介護日記的な・・・その30 ヨウカイはレベル4になった
今年の1月に2週間ほど、母が入院した話は書いたが、その時点では母の状態はあまり変化はなかったんだよね。施設には、入院中に、私の方から要介護度の見直し申請を提案したが、施設からは「それほどではない」と言われた。だがしかし。
退院してさほど経たない3月頃、施設側から認知症がかなり進行しているから、見直し申請しよう言われた。
出来ないことが増えて、介護に手がかかるようになってきた、と。
でもって、申請したら、要介護2から4に大躍進。
結局のところ、入院して体調も悪化したのがきっかけになって、一気に認知症が進んだらしい。要介護4になってすぐ、特養に移ることを進められるかとおもいきや、そうでもなく、あれ、大丈夫なんかい????と思っていたら、母はどんどん、介護に抵抗して「扱いにくい」入所者に進化したらしく、7月頃に、施設の担当者から「特養の申請を出すので、希望する施設を5施設挙げてくれ」と突然言われてビックリ。
なにがびっくりしたって、「そろそろ特養の入居を考えませんか?」ではなく、「特養の申請するんで、施設の候補を5カ所あげてください」だったことだ。私じゃなく、そっちが決めるんかい!?の衝撃。
まあ、それからアレコレと悶着はあったけど、結局、近隣30数カ所の施設をリストアップして、見学する施設を絞りこんで。
↑ この厚労省のページから、各県のページに飛んで、施設種別事に検索すると、施設の公開情報にアクセスできる。どの施設種別を調べようとしているのか、介護保険法上のカテゴリーなどをある程度理解していないと、かなり使いにくいのだが、なにはともあれ、地域の老人ホームを一挙に検索できるし、運営状況やサービスの内容で、施設を絞り込むのに使える。
私は以下の手順で施設探しをした。
① 運営状況のレーダーチャートで、とりあえず平均以上の施設をピックアップ。
② さらに通いやすい距離・交通手段で絞り込む。
③ 個室があるかどうか、看取り介護を実施しているかどうか。
④ 人員体制(常勤比率が高い。職員一人当たりの入所者人数。離職率が低い、など)
⑤ 法人が運営している他施設の状況
で施設を10カ所くらいまで、絞り込む。
ところで、このサイトには「口コミ」情報は乗っていないので、絞り込んだ施設について、他の高齢者施設の紹介サイト(「みんなの介護」やGoogleマップなど)で、口コミ情報を確認。
口コミが芳しくなかったところは除外して、7,8施設くらい見学して、最終的に3施設まで絞り込んで、申し込みをした。下調べ時点ではとても印象が良かったが、見学して「これは違う」と感じて除外した施設も複数ある。
まあ、この間、あれこれ、いろいろとありはしたのだが。
申し込みをしてから、数ヶ月から1年待ちは覚悟していたのだが、急に空きができたと連絡があったのが9月初旬。(ちなみに特養の申し込みをしたのが8月20日。)ほんの10日足らずで特養入所が決定してしまった。
急だったので、準備が追いつかなかったけど、とりあえずこのシルバーウィークの5連休のうち4日をつかって、台風の最中に、母は施設を引っ越しした。
この選択が良かったのかどうか。母にとって吉とでるか凶とでるかは、ほんと、神のみぞ知るって感じだ。
正直、楽観はしていない。
最近の特養は、少人数のユニットケアが主流だが、あれも善し悪しだと思う。
自立度の高い人や、認知症ではなく、身体介護が主な人にとっては、「家庭的な雰囲気」は良いものだと思うのだが、認知症の入所者にとっては、以前の大人数制というか、回廊式廊下なんかがあって、大勢の職員で大勢の入所者を見るスタイルのほうが合っているような気がする。
ユニットケアは、人員の面ではスケールメリットを活かしにくそうに思った。
何をするか分からない認知症高齢者は目を離せないので、見守りに人手が少なくなりがちなユニットケアは、ちょっと危険な気がするのだよなぁ。手がかからなければかからないで、放置されそうだし。自分でちょっとした「楽しみ」を愉しむことができる高齢者なら、(例えばテレビを見たり、レクリエーションに参加したり)ユニットケアも悪くないと思えるのだけど。
でも、現在の特養はほとんどユニットケアになっているようだから、正直こちらに選択の余地はあまりなかった。
一番良いと思った施設は100人以上待機者がいて、すぐに入れるような状況ではなかった。
まあ、まだ入所して2日。
様子を見るしかあるまい。決して悪い施設ではないのだ。というか、私が数十カ所の中から選んだ施設なのだ。こういっちゃなんだか、私はそれなりに知見はある。
とはいえ私も、「事故が起きませんように」と祈るしかない、しがない家族でしかないのだ。
2026年9月18日金曜日
0563 修道院覚書: バルタザールとブリムンダ
書 名 「修道院覚書 バルタザールとブリムンダ」
原 題 「MEMORIAL do CONVENTO」2004年
著 者 ジョゼ・サラマーゴ
翻訳者 木下 眞穂
出 版 河出書房新社 20251年7月
単行本 368ページ
初 読 2026年9月19日
ISBN-10 4309209300
ISBN-13 978-4309209302
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/137959183
原 題 「MEMORIAL do CONVENTO」2004年
著 者 ジョゼ・サラマーゴ
翻訳者 木下 眞穂
出 版 河出書房新社 20251年7月
単行本 368ページ
初 読 2026年9月19日
ISBN-10 4309209300
ISBN-13 978-4309209302
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/137959183
久しぶりの純文学。そしてノーベル文学賞作家様。独特な文章で、改行がほとんど無い。ページの中が文字で四角く、真っ黒である。2段組がありがたく感じる本て、あまりないような気がする。地の文の中に作者の見解と人物の台詞が渾然一体となっていて、読点がほとんどなく、句点で文章がどんどん続いていく独特な文体。翻訳者様も、かなり苦労されたよう。しかし、文章に独特なリズムがあって不思議と読みにくくない。だがしかし、そのリズム感がアダになって眠くなる。とても眠くなる。まるで催眠術を掛けられているようだ。
作中、時代は1710年代〜。場所はポルトガル。当時のポルトガル王ジョアン5世は王妃マリア・アナとの間に子供が生まれることを願い、子が生まれたならば修道院を建てる、と請願する。そして王妃は懐胎し、王はマフラに修道院を建築する。(マフラ宮殿。)
その修道院建設計画が、王の欲望?ゆえにどんどん拡大し、ついにはサン・ピエトロ寺院に比するような、との願いとなるが、そこは周囲の廷臣が必死に?押さえて、現存する規模になったとかならないとか・・・・
このマフラ宮殿には、一度行ってこの目で見てみたい。宮殿・教会・修道院に加えて図書館や病院などの公共施設も合築されていたらしい。
主人公のバルタザールはなぜか、浮世離れした感じのポルトガル領ブラジル出身の天才肌の神父様とお近づきになって、この神父様の夢(空を飛びたい)に巻き込まれていくのだけど。
バルタザールと神父様のこの雰囲気は、堀田善衛の『路上の人』に似ている気がする。路上の人も読みかえしたくなってきた。そんなだから、神父様が死んでしまうのではないかと、読んでいて気が気ではなかった。結局神父は死んでしまうが、少なくとも心配した暗殺や、異端審問で火刑、ではなかったのは救いなのかそうでないのか・・・・
物語はバルタザールとその恋人のブリムンダ、そして件の神父様の三人を中心に進んでいくのだが、しかし、その中身はかなりぶっ飛んでる。(文字通り)
バルトロメウ・ロウレンソ神父様の願いは、飛行機械で空を飛ぶ、というもの。まあ、ダ・ヴィンチみたいな感じと思えば、なくはない。だが、その方法が!
目指した技術は、なんと空力を通り越して、もはや反重力装置といっても過言ではない。そして、その動力となるのは“エーテル”。そしてそれが宿っているのは人間の体。人間の肉体から抽出した“意欲”なるものが、地上のエーテルなんだと。そして、飛行機が飛ぶためには、この“意欲”を集めねばならぬ、ブリムンダには、人の体の中の“意欲”が灰色の雲のように見える。見えるのと扱えるのはまた違うだろうとおもうのだが、ブリムンダはその“意欲”なるものに瓶の中に入れ、と命じることが出来るらしい。
かくして、死ぬ間際の人間から“意欲”を集めるブリムンダ。
なんだか錬金術から黒魔術に至りそうだ。そして、その技が人に知られることがあったならば、異端審問間違いなし。しかし、かくして、飛行艇は飛ぶのだ。
一方で描かれるのは、当時のポルトガル王朝と国王ジョアン五世が発起したマフラ修道院(マフラ宮殿)の建築にまつわるあれこれ、王家の爛れた内情、イカれたキリスト教、そして民衆の暮らしぶり。非キリスト教徒?無宗教?の著者が描くのは、身もフタもない堕落したキリスト教の内実である。たいだい、修道院で暮らす修道女が、のきなみ国王のお手つきだなんて、言われるまで想像だにしなかったよ。1700年代って、いまからたった300年前、日本だったら江戸中期である。なんかキリスト教って、ヨーロッパって、野蛮で未開だ〜という認識がさらに深まってしまった。現代の政情をみてうっすらそう思ってたけど、ヨーロッパ文明って・・・・ありがたがる程のことねーよな、って思わされてしまった。
そうはいっても、読後感がそう悪くないのは、ブリムンダの純愛のおかげだ。人間のダメさ愚かさを描きながら、男女の存在の深さが浮き上がってくる、不思議な作品であった。
2026年9月15日火曜日
0561ー62 退役魔法騎士は辺境で宿屋を営業中 上・下+コミカライズ
書 名 「退役魔法騎士は辺境で宿屋を営業中」
著 者 ユーコ
出 版 KADOKAWA 上下巻とも2025年2月
単行本 各418ページ
初 読 2026年9月15日
ISBN-10 上巻:404738304X 下巻:4047383058
ISBN-13 上巻:978-4047383043 下巻:978-4047383050
読書メーター
著 者 ユーコ
出 版 KADOKAWA 上下巻とも2025年2月
単行本 各418ページ
初 読 2026年9月15日
ISBN-10 上巻:404738304X 下巻:4047383058
ISBN-13 上巻:978-4047383043 下巻:978-4047383050
読書メーター
上巻:https://bookmeter.com/reviews/137874116
下巻:https://bookmeter.com/reviews/137920511
下巻:https://bookmeter.com/reviews/137920511
主人公がアラサー女性なのが、さっぱりとして気っ風が良くて、とっても好感度高し。王太子を暗殺から身を挺して救ったが、その時の怪我がもとで魔法騎士引退を余儀なくされたリーディアが思い立った田舎暮らし。そこで手の込んだ美味しいものを沢山つくるぞ!そのために国境にちかい辺境で、空き家になった農家と畑と山林を譲り受け、一人悠々自適のハズだったのに(笑)
美味し過ぎる手作り料理と、国境につながる街道の山裾の一軒家、という立地から、立ち寄る人は数しれず、いつの間にやら国境警備の騎士団も常時お立ち寄りするようになり、あれやこれやで、いつのまにやら宿屋を営むことになったリーディアの元に、足繁く通ってくる謎の騎士さま(笑)。(身分高し。そりゃもう、ご領主様に間違いないんだけど、この地方出身ではないリーディアだけが気付かないwww)
さっぱりしたリーディアの性格と腹黒領主と、脳筋気味な辺境騎士団の連中、屋敷妖精たちが、からっとしてあっさりめな文体と絶妙にマッチしている。
その分、登場人物の情緒は想像しとけって感じなんだけど、コミカライズの方は、そこが上手に補われていて、こちらもかなり面白い。
もともと“なろう”で連載されてたってことで、舞台は押しも押されぬナーロッパ(笑)
料理はフランス料理やらイタリア料理やらイギリス料理やらのちゃんぽんだし、食材にいたっては、トマト、じゃがいも、茄子、トウモロコシなどなど、新大陸原産の作物だけでなく、カカオやらコーヒーやら紅茶やらハーブティーやら、何でもあり。でもまあ、本から香りが立たないのが残念なくらい美味しそうなので、良し。なんだか手の込んだ煮込み料理を作りたくなる本である。普段は食がいい加減極まりない生活をしているが、こういう暮らしをしてみたい〜、と夢見がちになることうけあいである。
なお、今月末に続刊が出るらしく、その頃には今在庫がなくて古本価格が高騰している上記上下巻が増刷されるのでは、と大いに期待している。(現在は電子本で読了。)
2026年9月6日日曜日
2026年8月の読書メーター
『修道院覚書』に今だに手こずっていて、読了はこんな感じ。あと、読メにアップするほどではないBL小説を数冊息抜きによんだ。
やっと、涼しくなってきて、虫の音も秋モードですね。読書の秋本番。ここから追い込めるかな〜?
読んだ本の数:6
読んだページ数:2304
ナイス数:217
笠井あゆみ画集 媚薬の感想最近何冊か読んだ本の表紙の色使いが美しく、この方の装画が目に付くようになっていた。知らなかったんだけど、長らく『麗人』の表紙絵やBL本の装画を描かれているその道の達人だった(汗)とりあえず一冊、と思って画集を入手してみたけど、繊細な色使いと絵が美しい(汗)、だけどエロい。かなり凄い(大汗)これ、家の本棚に並べておいても大丈夫かな〜〜〜(^^ゞ
読了日:08月29日 著者:笠井 あゆみ
一夜:隠蔽捜査10の感想単行本で読了済みなので、再読です。まあ、最近は惰性で読んでると言えなくもない。初読時の感想はこちら→https://bookmeter.com/reviews/119364183
読了日:08月28日 著者:今野 敏
ブラック・ラグーン (14) (サンデーGXコミックス)の感想ロアナプラでメキシコギャング絡む抗争勃発。ロックはついにロアナプラの顔役と目されるように。以上、続刊。(この刊行ペースで続くは辛いが、待つしかない身だ)
読了日:08月28日 著者:広江 礼威
竜王の婚姻 竜の頂と導く者 (下) (エクレアノベルス)の感想【再読】現在読んでる「修道院覚書」がなかなかの難物で、ついついこちらに手がでてしまった。そうこうしている間に、本日から「泣かぬオメガ・・・」が連載再開。作者殿が秋庭で「竜王の婚姻」も含む番外編集を出されるとのことで、私も40年ぶりにコミケ的なイベントに行ってみようなのであるが。にしても40年かぁぁぁぁぁぁ、と遠い目。私も古くなったものだわ。
読了日:08月21日 著者:佐伊
竜王の婚姻 黄金の獅子と白銀の狼 (上) (エクレアノベルス)の感想【再読】「アルファは飢えても・・・」から、なろうで連載中の「泣かぬオメガ・・・」の連載中断で、この本に立ち戻る。っで、ヴァルトルってイザクの系譜だったんだな、と改めて気づく。にしても、皇帝アリオスの鈍感さ!それでも許されてしまう男ぶりである。
読了日:08月21日 著者:佐伊
宇宙兄弟(46) (モーニングKC)の感想7月読了だけど登録もれ。ついに、やっと、完結。予定調和の極致だけど、まあ良い。この漫画は中盤のNASAで宇宙飛行士を目指しているころが一番面白かったな。とはいえ、二人の大気圏突入がコミック1巻のあのシーンに繋がるとは!なんつう壮大な伏線だよ!二人の兄弟には、無事帰還おめでとう。著者様にはご苦労様、ありがとう。面白かった。
読了日:08月02日 著者:小山 宙哉
読書メーター
2026年8月1日土曜日
2026年7月の読書メーター
・・・見事にBLばっか。だが、佐伊さんと、仁茂田もにさんと、ジョシュ・ラニヨンの新刊が重なるとなれば、仕方ない。特に、佐伊さんの『アルファは飢えても主を摘まず』上・下。これが発行されるって気付いた時には、思わず叫んだからね。今月下巻が発売されて、なろうの連載ではいささか素っ気なく終わった本編は、当然番外編で補ってくれるだろうとの読者の期待を裏切らない、最高のエンディングだった。今、なろうで連載中の前日譚(『アルファ・・・』の主人公ヴァルトルの母親(?)メソルトの物語)も、佳境もいいところで、今連載が小休止しているので、再開を今か今かと待っているところ。こちらも紙本で出版してほしいな〜〜〜!!!オメガバース設定の、超骨太の王宮陰謀譚です。マジで面白いから。
なんだか暑いせいか、頭の中がお目出度い感じになっちゃってるけど、仕事の方も佳境っちゃ佳境で。
久しぶりに人智を超えた助けが必要な気がして、神田明神にお参りしてきた。行ったのは、ほぼ夜中だったんだけど、ほとんど人の居ない境内で、参拝の最中はシンとしていたのに、お守りを手にしたとたんに境内の風鈴が一斉に鳴りだして、ちょっと神気を感じた。よろしくお願いいたします。その分精進しますので。陰日向なく働きます。なのでよろしく。
読んだ本の数:8
読んだページ数:2274
ナイス数:313
スモークブルーの雨のち晴れ 9 (フルールコミックス)の感想ラスト、一瞬これで完結かと思った。そうなってもおかしくないくらい良い雰囲気。新しい家づくりはめちゃくちゃ楽しそう。そして2人の関係は、さりげなく家族に承認されて。仕事、夢、生活、恋人・・・一方で親は老いていくけど、親には親なりの身の処し方があって。良いストーリーだ。
読了日:07月27日 著者:波真田かもめ
Ghosted (モノクローム・ロマンス文庫)の感想ジョシュ・ラニヨン新刊。FBIシリーズ。主人公のアーチーがかなり繊細なので、延々アーチーの悩みに付き合う。日本のBLとはっきり違うな、と思うのは、アーチーがしっかりと自分をゲイだと認識していること。そして、アーチーはカミングアウトしていて、かつての恋人のボーはクローゼットだった。どこかファンタジックでパラレルな感じが付きまとうBLと違って、現代アメリカの、現実感のある同性愛者の愛や困難、なんなら肉感もマシマシ。門野葉一氏のイラストが美しく、全編この絵柄で脳内展開できる幸せよ。次は殺しのアートを読みたいな。
読了日:07月27日 著者:ジョシュ・ラニヨン
アルファは飢えても主を摘まず(下) (ピスタッシュ・ノヴェルス)の感想時間を置かずに再読登録。下巻。エイドと母后を通じて、メソルトの過去の自分が癒やされる。そしてウォルトへ向けられる無私の愛情を通じて、やはり傷つきはあった、ヴァルトルの中の幼い自分が癒やされる。派手に動く政治情勢の狭間に描かれる、繊細な心の機微に読んでいる自分も癒やされる。最初は現在のヴァルトルと、幼い頃のワガママいっぱいのヴァルトル(『泣かぬオメガ』)のイメージが繋がらなかったんだけど、本編はともかく付録の掌編や、番外編を読んでいると、あ、やっぱりヴァルトルってハリオやメソルトには対しては、
読了日:07月19日 著者:佐伊
アルファは飢えても主を摘まず(上) (ピスタッシュ・ノヴェルス)の感想時間をおかずに再読です。というか、この本の上下巻をぐるぐる回ってる。なんなら、連載中の『泣かぬオメガが身を焦がす』もぐるぐる。久しぶりに、登場人物が昼夜問わず頭の中を動き回る状態になった。隣国の思惑も巻き込んだ王位簒奪を狙う宮廷抗争だけど、その間にオメガバースのジェンダーを底敷きにした登場人物の機微が丁寧に織り込まれてくる。ってか、オメガバース設定が世界の背景にまで引っ込んでるところが佐伊さんの物語世界のリアルなところで、そこがまた好きなのだ。
読了日:07月19日 著者:佐伊
アルファは飢えても主を摘まず(下) (ピスタッシュ・ノヴェルス)の感想上巻刊行から一ヶ月。待ちに待って、昨日書店で入手しました。主君のベッドで寝落ち→覚醒(背汗)からの、打倒マルコス家激闘●日間!ミッシャ達との共闘やクロード准将との再会、メソルトや母后、エイドのそれぞれの立場での戦い。全てが熱い。今、WEBで連載中の前日譚も激アツだし、素晴らしいの一言に尽きる。オススメです。本編はわりとあっさりと終わってるのだけど、番外編が必読。上巻の番外編(ヴァルトルの宗教裁判)との対比になっていて、ちゃんとそっちにも落とし前が付いているし、ヴァルトルの静かな告白が胸に沁みます。
読了日:07月18日 著者:佐伊
yoco作品集 永遠と一秒の感想yokoさんの画集です。うっかりしていたけど、大好きな本の装画が入ってた! yokoさんの作品だったのか〜。そういえばそうだ。イラストの一枚一枚に、ストーリーを感じる。美しいです。
読了日:07月14日
引きこもりオメガ公爵の円満なる離婚計画 (ディアプラス文庫)の感想出たら即買いの仁茂田もにさん新刊。ラブラブなのにすれ違い。甥っ子公爵を溺愛する王様のやらかしがヒドいんじゃないか(笑)、あれがなければ普通の?身分差恋愛なのに、内気なひきこもりが災いして5年もロスするとは。安心して読める軽めのすれ違いラブです。儚げ健気が好物な方にお勧めする。表紙が綺麗ね。
読了日:07月12日 著者:仁茂田 もに
夜明けの唄 7 (from RED COMICS 093)の感想身もフタもなく凄惨な内容になってきた。エルヴァが悲痛。黒海がなんなのかなんてどうでも良いくらい、人間の間が泥沼化しているけど、これ、どうなるの?まだまだ先が読めない。
読了日:07月01日 著者:ユノイチカ
読書メーター
2026年7月31日金曜日
0560 Ghosted (モノクローム・ロマンス文庫)
書 名 「Ghosted (ゴーステッド)」
原 題 「Ghosted」2023年
著 者 ジョシュ・ラニヨン
翻訳者 冬斗 亜紀
出 版 新書館 2026年7月
文 庫 424ページ
初 読 2026年7月25日
ISBN-10 4403560679
ISBN-13 978-4403560675
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/136840330
原 題 「Ghosted」2023年
著 者 ジョシュ・ラニヨン
翻訳者 冬斗 亜紀
出 版 新書館 2026年7月
文 庫 424ページ
初 読 2026年7月25日
ISBN-10 4403560679
ISBN-13 978-4403560675
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/136840330
久しぶりのジョシュ・ラニヨンの新刊。既刊のシリーズの続きではないが、FBI物ではあるので、きっとこの世界のワシントン州シアトルにはエリオット&タッカーがいて公私ともに仲良くしているだろうし、ロスのFBI支局にはジェイソン・ウエストがいて、ワシントンDC・クワンティコのFBI本部に勤務するサム・ケネディと遠距離恋愛中なんだろう。
そして、この作品の主人公アーチーもFBI特別捜査官で、1年数ヶ月、過激派武装組織に潜入捜査をしていた。最終的に身バレして銃撃され、ターゲットは逮捕、アーチーは重傷を負って戦線離脱し、故郷のトゥインクルトンに傷病休暇で戻ってきた。・・・・かつて、恋人だったボーが警察署長を務める町に。
そして、アーチーが戻ってきてすぐ、アーチーの後見人であり養い親であったジョンが殺害される。頭部外傷の後遺症に悩まされるアーチーにも嫌疑がかかり、その捜査に当たるのは、辛い破局の記憶がいまでもアーチーの心の傷になっているボーだった。
そうね〜、アーチーは『殺しのアート』シリーズのジェイソンタイプ。ボーは『フェア・シリーズ』のタッカータイプ、かな。ざっくり男らしいボーに対して、アーチーの内面は柔らかくその悩みは深い。結構厚めな本なんだけど、読んでいると、延々アーチーのお悩みに付き合うことになる。
日本のBLとはっきり違うな、と思うのは、アーチーがしっかりと自分をゲイだと認識していること。そして、アーチーはカミングアウトしており、ボーはクローゼット。どこかファンタジックでパラレルな感じが付きまとうBLと違って、現実感のある同性愛者の愛や困難、なんなら肉感もマシマシで描かれてる。とはいえ、そこそこいいお年になった2人で、しかも片方は、体力万全ではないアーチーなので、せっかくのチャンスも寝落ち(笑)
そんなこんなで、SEX描写はやや控えめ、アーチーとボーの悩みはマシマシな、ちょっと大人な恋愛事情でした。
また、表紙、挿絵の門野葉一氏の絵が美しいことよ。完璧にこの絵が脳内に刷り込まれて、物語が進んでいく。憂いを含んだ青い目と紺青の目が見つめ合い、絡み合い。なんかもう、眼福です。
2026年7月18日土曜日
0599 アルファは飢えても主を摘まず(下) (ピスタッシュ・ノヴェルス)
書 名 「アルファは飢えても主を摘まず(下) 」
著 者 佐伊
出 版 新書館 2026年7月
単行本 352ページ
初 読 2026年7月17日
ISBN-10 4403221602
ISBN-13 978-4403221606
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/136632547
著 者 佐伊
出 版 新書館 2026年7月
単行本 352ページ
初 読 2026年7月17日
ISBN-10 4403221602
ISBN-13 978-4403221606
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/136632547
6月に上巻が刊行されてから、一ヶ月。寝ても覚めても、この話のことを考えていた。ていうか、ヴァルトルたちが脳内を闊歩していた。幸いにして、前日譚の『泣かぬオメガが身を焦がす』(ヴァルトルの親のメソルトの話)が、毎日夜9時に連載更新されていたから、それでだいぶ心が慰められた。・・・・話の中身のハードさったら、慰められるどころではないのだけど。あのメソルトにしてこの子あり、である。
それにしても、昨夜17日に更新された、『泣かぬオメガ・・・』の開戦第12話は、本当にしんどい内容だった。(メソルトの立場が辛すぎる。そして、18日に更新された13話はもっとしんどかった。(T-T) あのイワンゴ海戦にブライス聖騎士団が派遣された、その決定に、ここまでメソルトが関わっていたとは。メソルトやハリオの心中はいかばかりだったろう。ホント、レンドがどこまでも憎らしい。)
自分の仕事はめちゃくちゃ忙しかったにもかかわらず、そんな感じで脳内のリソースのかなりの部分をこの作品世界に持っていかれたまま毎日を過ごし、それでも下巻発売が待ちきれず、Webサイトで、この『アルファは飢えても主を摘まず』下巻部分をほぼ2巡した。(睡眠時間は押して知るべし。もともと不眠症気味だからいいのよ。)もはや、紙本出版の際に加筆修正した箇所を当てられるんじゃないかってくらい読み込んだ。そして、絶対に今日には配本されて店頭に並ぶはず!と思い定めた7月17日。今度こそ、紙本特典もGetすべく、オシゴト終了後に紀伊國屋書店新宿本店へ! 速攻で入手しましたとも。・・・・・上巻も合わせて(汗)
だって、特典ペーパーがやっぱり読みたかったんだもん。もん。もん・・・・
ここは声を大にして言うが、絶対に『泣かぬオメガ』も紙本出版してほしい!!そして、あちこちに小出しされてる掌編なんかもまとめて、番外編集を出してほしい!! いや、それよりも続きやスピンオフを書いてほしい!
で、さて、下巻である。
国王エイドのベッドで寝落ち(気絶)→覚醒→背汗、のやらかしからスタートだ。
でも、本編は、繰り返すが直近の2巡も含め、すでに連載版を4巡はしているので、とにかく番外編にGO!!
本編ではほとんど語られない(BLなのに(笑))、エイドとヴァルトルのいちゃいちゃシーンからたっぷりと。それにしても、メソルト(母)とハリオ(父)の“愛の巣”でイチャつくヴァルトルはやっぱり相当のKY(笑)。いや、仕方ないんだけど。他に場所もないし。設定したのはメソルトだし。にしても、憮然とした当のメソルトと、いそいそと手伝うハリオにニヤニヤしてしまう。
そして、舞台は法廷へ。
マルコス家絡みの裁判は、ほとんどがマルコス側が被告なのに、ヴァルトルのマルコ殺害の裁判だけは、マルコス側が原告でヴァルトル側が被告なんで、マルコス側も、起死回生の一手をここに打ち込んでくる。それを迎え撃つヴァルトル弁護団。証人尋問でのエイドの静かな告白。そしてヴァルトルの更に静かな告白。・・・胸に染み渡る・・・・感涙。
正直ね、この一ヶ月、ずーっといろいろなパターンを妄想してたのですよ。ずーっと脳内にヴァルトルやメソルトが闊歩してたし。
個人的に一番ハマった妄想は、ルーオン家の名誉回復とルーオン侯爵家の復興っていうネタ(もちろん私の捏造)。
マルコス追求の立役者の一人であるクロード准将や、前サロバ公シャイロからの嘆願で、新国王アゼルが決断して、罪人として葬られていたルーオン元侯爵(ハリオ父)とアンリ(ハリオ兄)を、ルーオン一族の墓地に改葬して、ルーオン侯爵家を再興。だけど、ハリオは今更上流貴族として宮廷に戻りたいとは思わないだろうし、下級貴族であることに意地と誇りを持ってるだろうメソルトは尚更。なら、やっぱりヴァルトルか? ヴァルトルをルーオン侯爵にして、そこに退位したエイドが降嫁する、なんて妄想がたいそう捗った。(笑)
ハリオは多分、メソルトとヴァルトルがいて色々と報われているんだろうけど、わたし的にはもっと名誉回復させてあげたい人、の筆頭。あとは、アゼルとラウルの愛の往復書簡集とか。
海軍諜報部大佐のクロードは、いつからヴァルトルがハリオの息子だと知っていただろう?とか。「お前、ヴァルトル・オーゼックスだろう?」って言ってたけど、ハリオがメソルトに匿われて一人息子を育てていたことは多分知っているよね?どこにも書いてないけど。だとしたら、自分は負傷して引き揚げ船に乗せられて、ヴァルトルが後に残っておそらく死んだに違いない、と思ったとき、どれほど嘆き・恨んだだろう・・・とか。
金髪くりくりのミッシャはその血筋の良さと能力の高さから、次期かその次くらいの大首座候補だろうけど、ウォルトが修道院に入ったら、やっぱりそうなるかな。ミッシャとウォルトが師弟関係になったら面白そう・・・・とか、いや、エイドが退位して、ヴァルトルと結ばれた後なら、エイドがウォルトを養子にする、っていう道だってあるかもしれない・・・とか。あ、でも、正統下巻番外編を読み終えた今となっては、存続がどうなるかも未定なサロバ公家は、いったんシャイロ様が公爵に返り咲いて、その後はウォルトに継がせるっていうのも良いのでは。。。など。
脳内二次創作モード全開である。(書けないけど!)ここまでドはまりできる小説は年に1作出会えるかどうか、なので、本当に嬉しい。
繰り返すが、前日譚の『泣かぬオメガ・・・』の出版も正座して待ってます!よろしくお願いします、新書館様。
2026年7月12日日曜日
0598 引きこもりオメガ公爵の円満なる離婚計画 (ディアプラス文庫)
書 名 「引きこもりオメガ公爵の円満なる離婚計画 」
著 者 仁茂田もに
出 版 新書館 2026年7月
文 庫 224ページ
初 読 2026年7月11日
ISBN-10 4403526497
ISBN-13 978-4403526497
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/136513095
著 者 仁茂田もに
出 版 新書館 2026年7月
文 庫 224ページ
初 読 2026年7月11日
ISBN-10 4403526497
ISBN-13 978-4403526497
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/136513095
最近では「アップされたら、即読み」「出たら即買い」作家さんの仁茂田もにさん新刊。今BL作家さんで追いかけてるのは、仁茂田もにさん、佐伊さん、野原耳子さん、墨尽さん・・・で、それ以外にも商業出版にのってない(たぶん・・・)御方が数名。文学フリマとか、J庭とか、コミケとかに足を向ければ、もっと世界(入手手段)が広がるんだろうけど、そこまでの気力体力がない(なんせ歳が・・・)。仁茂田もにさんの作品では、『王と正妃』が別格で好き・・・なのだけど、紙本で出版してくれないかしら。出版社様。
こういうしっとりした熟年の純愛も良いと思うのよ。需用あるよね?きっと。子育てが一段落したあとに、夫と再び恋愛をやり直すって良いよね。・・・・・っていうか、これでは『王と正妃』の感想になってしまう。そうではなくて。
このお話は、もっと若い2人の超絶すれ違い。まあ、王(主人公の伯父)のやらかしがヒドいよ。コレさえなければ、そして主人公のシェリルがあと一歩だけ踏み出せて、きちんとジャンと話すことができれば・・・・・こんなことにはならなかったはずなんだけど、ただの身分差恋愛で済んだはずなんだけど、そこはそれ、そういうキャラだし、そういうお話なので(^^;)
不器用・言葉足らずで勘違い先行型のジャン(α)と臆病・引きこもり・言葉が出ないシェリル(Ω)の組み合わせであれば、ただの身分差恋愛であるはずのところが、永遠にボタンの掛け違いが発生して、ついに離婚話にまで・・・・若い2人の5年は長いよ。可哀想に・・・
とはいえ、淡い初恋から、ずーっと両片思いなので、とにかくあーあ、と思いながらももだもだを愉しんでいれば、おのずとちゃんと収まるべきところに収まります。安心仕様。なんの不安もなく読めるのが有り難いときもあるんですよ。それに絵が美しいです。
先週、金曜日(この本の発売日)は、すごく大きな仕事があって、ここ一ヶ月の間、体調不良とも付き合いながら、アレ(仕事)が終わったら、その足で書店・・・・その足で書店・・・・この仕事が終わったら、新刊が読める・・・・新刊が読めるときには、この仕事が終わってるハズ!! と、念じていました。そして、来週は、佐伊さんの『アルファは飢えても主を摘まず』の下巻の発売日。仁茂田もにさんと、佐伊さんの新刊をワンツーで読める(泣)そのためにもこの仕事を無事に終わらせなければ!!! そう自分に念じていたんですよ。 もはや生きる原動力です。
2026年7月4日土曜日
2026年6月の読書メーター
6月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3212
ナイス数:533
恋する狼 狼を狩る法則 (モノクローム・ロマンス文庫)の感想
電書しか出てない中編です。シリーズ4作目。ラングレーのシリーズは、これしか出ていないのがとても残念。群れのボス(だけど姑息な小物)のアルファにレイプされそうになったオメガを助けたのは、町に入ってきたよそ者のアルファ。前ボスの協力もあって、群れのボスを追い出し、町の平穏もとりもどすし、メイトだったオメガも獲得。だけどこのメイトがなかなかのドジっ子で(笑)
読了日:06月30日 著者:J・L・ラングレー
アルファは飢えても主を摘まず(上) (ピスタッシュ・ノヴェルス)の感想
『竜王の婚姻』『君を転生させないために』『精霊の宿る国』の佐伊さんの新作紙本。『なろう』ですでに読了済みながら、こんなに出版が待ち遠しい本も久方ぶりだ。オメガバース設定のBLだが、中近世くらいの架空歴史ファンタジーとして非常に緻密に描かれていて、かなり骨太な物語になっている。そこに、隠れオメガの国王エイドの深い苦悩や、まやかしの宗教裁判で有罪となって還俗させられてしまった修道騎士ヴァルトルがエイドに寄せる敬意と愛、ヴァルトルの庇護者であるメソルトの困難な立場、王太后の思惑など複雑な人間関係が絡みに絡む。
読了日:06月30日 著者:佐伊
ルーン文字:古代ヨーロッパの魔術文字 (アルケミスト双書)の感想
サイモン・フェキシマルの秘密事件簿を読んだついでに入手。ファンタジーを読むなら必須のルーン文字の基礎知識導入に。ルーン文字って一つ一つが概念を表象してるのか、っていうのが私の新知識でした。
読了日:06月29日 著者:ポール ジョンソン
サイモン・フェキシマルの秘密事件簿 (モノクローム・ロマンス文庫)の感想
19世紀末の英国が舞台のゴシックロマン+M/M。霊能者のサイモン・フェキシマルとその相棒ロバート。19世紀後半の神秘主義の流行や、諸々の作品群へのオマージュに溢れてる。当時のオカルトにある程度知識があったならば、面白さはたぶん倍増する。耳なし芳一みたいに、躰の上を経文ならぬルーン文字の呪文がのたくっているサイモンと、自身の幽霊事件がきっかけで彼に出会った新聞記者のロバート。2人の出会いの物語から、いくつものおどろおどろしい事件を経て、2人の結びつきは深まる。2人の密やかで深い愛情と、ヴィクトリア朝時代の19世紀初めのジョージアン時代(ジョージ3世4世の時代〜1830年)には男性同士の同性愛は死刑、貴族も逃れられず公爵が1人縛首に、1950年頃迄英米では犯罪で刑務所行き。女性同士はお咎め無しだけど保守的な人達からはバッシングあったろう。gayという言葉は本来joyと同じ「楽しい」という意味の言葉。1960年頃までの洋書ではjoyの代わりに使われている(ル=グインの小説とか)。聖書の教えに反する事は罪というキリスト教会の影響力が強かったんだ。宗教とは距離を置きたいなあと思っちゃう理由の一つ。
読了日:06月25日 著者:KJ・チャールズ
どうやら誰かの回帰に巻き込まれたようです (1) (バーズコミックス エメリナコレクション)の感想
単話版をシーモアで追いかけている。絵柄が,骨格がきちんとしているタイプの絵で私好み。戦争狂でほぼ城を不在にしていた夫国王を補佐して15年に渡り内政を担った王妃。やっと戦争が終わった。明日からは平和になる!ってタイミングで20年時が巻き戻ってしまった!悲劇である。巻き戻したのは誰の願いか?巻き込まれたのは誰と誰か?まだまだ謎である。
読了日:06月24日 著者:亀井高秀
狼の見る夢は (モノクローム・ロマンス文庫)の感想
『狼の遠い目覚め』で登場したジェイクの探偵事務所のマットと、キートンの兄オーブリー。マットがジョージア州立大学に入学、オーブリーの自宅のゲストルームに居候することに。マットとオーブリーは初対面で“メイト”であることを悟るけど、オーブリーはゲイであることが許されない保守的な南部で一族代々のホテルチェーンを経営し、いずれ結婚して子どもを作って、家を継ぐことが自分の務めと信じていて。メイトとの熱く手放しがたい恋、だけどカムアウトできない苦悩。オーブリーの独り相撲って言っちゃえばそれまでだけど。
読了日:06月18日 著者:J.L.ラングレー
イスラム芸術の幾何学:天上の図形を描く (アルケミスト双書)の感想
イスラム紋様というか、アラビア紋様というか、モスクや王宮建築のタイル装飾とか、遠く極東に渡った正倉院紋様なんかも好きで、勉強のために入手。
読了日:06月17日 著者:ダウド サットン
狼を狩る法則 (モノクローム・ロマンス文庫)の感想
最初に「遠い目覚め」の方を読了してしまったのだが、こちらが一巻目。米国発M/M小説。(BLつうよりゲイ・ロマンス)そして、人狼。ニューメキシコのネイティブアメリカン居留地に程近いエリアに住む獣医のチェイ(アパッチ、黒狼)と、そこに運び込まれた白人で白狼のキートン。ストレートだと確信していたチェイに対してキートンはゲイ。そんな2人がメイト(伴侶=運命的なパートナー)だった。最初の諍いから急接近して、ひたすら恋狂う狼。全編ゲイSEX描写全開だけど、明るく健康な大人の恋愛って感じで、カラッとしていて好感度高し。
読了日:06月13日 著者:J・L・ラングレー
狼の遠き目覚め (モノクローム・ロマンス文庫)の感想
「狼を狩る法則」ではかなり嫌なヤツだったレミであるが、これが実は本当に健気だった。閉鎖的な居留地で権力を握る父親の暴力に晒されながらも、年の離れた弟を守りつづけていたレミ。レミがオメガ(調和者=群れのリーダーを支える者)であることが分かり、そのメイトであるジェイクが独立した群れを持つことに。同性愛嫌悪の父親に対する恐怖からゲイであることを受け入れられないレミが、ジェイクに支えられてどんどん開花していく。カラッとしていた一巻目に対してこの巻はレミがしっとり美しい。SM描写もあるけれどごくソフト。
読了日:06月12日 著者:J.L.ラングレー
ダンシング・ゼネレーションsenior 2 (マーガレットコミックス)の感想
この主人公、私よりちょっと年下で、まあ、同世代なんだけど、けっこうな老け顔で、泣いたり落ち込んだり浮上したり忙しいし、これ、更年期の情緒不安定さを描きたいのか??ぜんぜん感情移入できん。でもまあ、こういう人もいるんだろうなーとは思う。なんというか、とてもメンドクサイ人だ。自分の、迷う余裕もうしなってる今の忙しさは、ひょっとしたら悪くないのかも?とか思ったり。大体この年になると親の介護も始まったりして、ほんとダンスしている場合じゃなくなることも・・・・ねぇ
読了日:06月07日 著者:槇村 さとる
軍人婿さんと大根嫁さん 9 (芳文社コミックス/FUZコミックス)の感想
人の心の底に沈む無残と、日々の営みの中の労いと優しさと愛情がいっそう切ない9巻です。死に別れた愛馬が戻ってきたような、ハナちゃんちの仔馬。旦那サマが好きなのは柿なのかハナちゃんなのか?そしてまだ18歳の娘っ子のハナちゃんにはなんと赤ちゃんが!!?? 時代が切ない。だけど目が離せません。
読了日:06月07日 著者:コマkoma
読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3212
ナイス数:533
恋する狼 狼を狩る法則 (モノクローム・ロマンス文庫)の感想電書しか出てない中編です。シリーズ4作目。ラングレーのシリーズは、これしか出ていないのがとても残念。群れのボス(だけど姑息な小物)のアルファにレイプされそうになったオメガを助けたのは、町に入ってきたよそ者のアルファ。前ボスの協力もあって、群れのボスを追い出し、町の平穏もとりもどすし、メイトだったオメガも獲得。だけどこのメイトがなかなかのドジっ子で(笑)
読了日:06月30日 著者:J・L・ラングレー
アルファは飢えても主を摘まず(上) (ピスタッシュ・ノヴェルス)の感想『竜王の婚姻』『君を転生させないために』『精霊の宿る国』の佐伊さんの新作紙本。『なろう』ですでに読了済みながら、こんなに出版が待ち遠しい本も久方ぶりだ。オメガバース設定のBLだが、中近世くらいの架空歴史ファンタジーとして非常に緻密に描かれていて、かなり骨太な物語になっている。そこに、隠れオメガの国王エイドの深い苦悩や、まやかしの宗教裁判で有罪となって還俗させられてしまった修道騎士ヴァルトルがエイドに寄せる敬意と愛、ヴァルトルの庇護者であるメソルトの困難な立場、王太后の思惑など複雑な人間関係が絡みに絡む。
読了日:06月30日 著者:佐伊
ルーン文字:古代ヨーロッパの魔術文字 (アルケミスト双書)の感想サイモン・フェキシマルの秘密事件簿を読んだついでに入手。ファンタジーを読むなら必須のルーン文字の基礎知識導入に。ルーン文字って一つ一つが概念を表象してるのか、っていうのが私の新知識でした。
読了日:06月29日 著者:ポール ジョンソン
サイモン・フェキシマルの秘密事件簿 (モノクローム・ロマンス文庫)の感想19世紀末の英国が舞台のゴシックロマン+M/M。霊能者のサイモン・フェキシマルとその相棒ロバート。19世紀後半の神秘主義の流行や、諸々の作品群へのオマージュに溢れてる。当時のオカルトにある程度知識があったならば、面白さはたぶん倍増する。耳なし芳一みたいに、躰の上を経文ならぬルーン文字の呪文がのたくっているサイモンと、自身の幽霊事件がきっかけで彼に出会った新聞記者のロバート。2人の出会いの物語から、いくつものおどろおどろしい事件を経て、2人の結びつきは深まる。2人の密やかで深い愛情と、ヴィクトリア朝時代の19世紀初めのジョージアン時代(ジョージ3世4世の時代〜1830年)には男性同士の同性愛は死刑、貴族も逃れられず公爵が1人縛首に、1950年頃迄英米では犯罪で刑務所行き。女性同士はお咎め無しだけど保守的な人達からはバッシングあったろう。gayという言葉は本来joyと同じ「楽しい」という意味の言葉。1960年頃までの洋書ではjoyの代わりに使われている(ル=グインの小説とか)。聖書の教えに反する事は罪というキリスト教会の影響力が強かったんだ。宗教とは距離を置きたいなあと思っちゃう理由の一つ。
読了日:06月25日 著者:KJ・チャールズ
どうやら誰かの回帰に巻き込まれたようです (1) (バーズコミックス エメリナコレクション)の感想単話版をシーモアで追いかけている。絵柄が,骨格がきちんとしているタイプの絵で私好み。戦争狂でほぼ城を不在にしていた夫国王を補佐して15年に渡り内政を担った王妃。やっと戦争が終わった。明日からは平和になる!ってタイミングで20年時が巻き戻ってしまった!悲劇である。巻き戻したのは誰の願いか?巻き込まれたのは誰と誰か?まだまだ謎である。
読了日:06月24日 著者:亀井高秀
狼の見る夢は (モノクローム・ロマンス文庫)の感想『狼の遠い目覚め』で登場したジェイクの探偵事務所のマットと、キートンの兄オーブリー。マットがジョージア州立大学に入学、オーブリーの自宅のゲストルームに居候することに。マットとオーブリーは初対面で“メイト”であることを悟るけど、オーブリーはゲイであることが許されない保守的な南部で一族代々のホテルチェーンを経営し、いずれ結婚して子どもを作って、家を継ぐことが自分の務めと信じていて。メイトとの熱く手放しがたい恋、だけどカムアウトできない苦悩。オーブリーの独り相撲って言っちゃえばそれまでだけど。
読了日:06月18日 著者:J.L.ラングレー
イスラム芸術の幾何学:天上の図形を描く (アルケミスト双書)の感想イスラム紋様というか、アラビア紋様というか、モスクや王宮建築のタイル装飾とか、遠く極東に渡った正倉院紋様なんかも好きで、勉強のために入手。
読了日:06月17日 著者:ダウド サットン
狼を狩る法則 (モノクローム・ロマンス文庫)の感想最初に「遠い目覚め」の方を読了してしまったのだが、こちらが一巻目。米国発M/M小説。(BLつうよりゲイ・ロマンス)そして、人狼。ニューメキシコのネイティブアメリカン居留地に程近いエリアに住む獣医のチェイ(アパッチ、黒狼)と、そこに運び込まれた白人で白狼のキートン。ストレートだと確信していたチェイに対してキートンはゲイ。そんな2人がメイト(伴侶=運命的なパートナー)だった。最初の諍いから急接近して、ひたすら恋狂う狼。全編ゲイSEX描写全開だけど、明るく健康な大人の恋愛って感じで、カラッとしていて好感度高し。
読了日:06月13日 著者:J・L・ラングレー
狼の遠き目覚め (モノクローム・ロマンス文庫)の感想「狼を狩る法則」ではかなり嫌なヤツだったレミであるが、これが実は本当に健気だった。閉鎖的な居留地で権力を握る父親の暴力に晒されながらも、年の離れた弟を守りつづけていたレミ。レミがオメガ(調和者=群れのリーダーを支える者)であることが分かり、そのメイトであるジェイクが独立した群れを持つことに。同性愛嫌悪の父親に対する恐怖からゲイであることを受け入れられないレミが、ジェイクに支えられてどんどん開花していく。カラッとしていた一巻目に対してこの巻はレミがしっとり美しい。SM描写もあるけれどごくソフト。
読了日:06月12日 著者:J.L.ラングレー
ダンシング・ゼネレーションsenior 2 (マーガレットコミックス)の感想この主人公、私よりちょっと年下で、まあ、同世代なんだけど、けっこうな老け顔で、泣いたり落ち込んだり浮上したり忙しいし、これ、更年期の情緒不安定さを描きたいのか??ぜんぜん感情移入できん。でもまあ、こういう人もいるんだろうなーとは思う。なんというか、とてもメンドクサイ人だ。自分の、迷う余裕もうしなってる今の忙しさは、ひょっとしたら悪くないのかも?とか思ったり。大体この年になると親の介護も始まったりして、ほんとダンスしている場合じゃなくなることも・・・・ねぇ
読了日:06月07日 著者:槇村 さとる
軍人婿さんと大根嫁さん 9 (芳文社コミックス/FUZコミックス)の感想人の心の底に沈む無残と、日々の営みの中の労いと優しさと愛情がいっそう切ない9巻です。死に別れた愛馬が戻ってきたような、ハナちゃんちの仔馬。旦那サマが好きなのは柿なのかハナちゃんなのか?そしてまだ18歳の娘っ子のハナちゃんにはなんと赤ちゃんが!!?? 時代が切ない。だけど目が離せません。
読了日:06月07日 著者:コマkoma
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