ここのところ腰が痛くなることが年に数回ある。ギックリ、ではなく、例えば椅子に座ってパソコンいじったり、本を読んだりしていて、次に腰を伸ばした時にはもうなんだかおかしくなっている。
今回は仕事に支障が出るレベルだったので、近所の割と評判の良い整形外科を受診した。
で、私のレントゲン写真を前に先生の曰く。
腰椎が一個多いんだと。
通常は5個あるのが普通なんだが、私は第六腰椎まである。早速ネットで調べると、結構こういう人はいて、通常の5個の人80%、6個の人15%、4個しかない人5%の割合だそう。
正確には第六腰椎という言い方ではなく腰仙部移行椎というらしい。つまり仙骨→腰椎に移行、もしくは腰椎→仙骨に移行してる椎骨。脊柱の一番下は骨盤の中央を構成する仙骨に接続しているが、この仙骨はもともと脊椎だったひと繋がりの5個の骨が一塊りに結合して構成されているのだとか。その先っぽには退化した尻尾の尾てい骨がある。この仙骨の一番上のS1と言われる骨が腰椎化して6番目の腰椎(L6)になっているのが仙骨→腰椎。第5腰椎が仙骨と一体化している場合が腰椎→仙骨のパターンで、腰椎が4個の人になる。私の場合は仙骨にめり込むみたいな感じで六番目の腰椎があって、元々の仙骨の間に何やらモヤモヤと関節が形成されている。レントゲン写真を見ながら、そんな説明を受けた。椅子に座って骨盤の底部が圧迫されると骨盤の上部が締まってその関節が圧迫され炎症が起こる・・・らしい。これはひょっとして「ベルトロッティ症候群」と言われる状態なのか?先生は具体的な症名は言わなかったが、今後受診したときに聞いてみよう。病名がつくと、なんだかスッキリした気分になるような気がする。
だがしかし、湿布も痛み止めも対症療法でしかない。対策は骨盤内の筋肉を鍛えるのみだそう。しかし、今使っているデスクチェアが私の腰と相性が悪いのはすでに明らかなので、とりあえず体圧分散できる腰痛対策クッションを買おうと思う。
こちらのブログが分かりやすく勉強になりました。
→広島リハビリ勉強会様「腰椎の6番ってなんのこと?腰仙部移行椎の特徴」
0 件のコメント:
コメントを投稿