9月に入り、やや読書量は復活傾向であるが、どうしたって本を読むスピードより入手するスピードの方が速い。仮に1日1冊読めたとして、読メに『積ん読』登録してある本だけでも、丸
3年かかる。実際には3日に1冊でも私にとっては相当早いペースなので、10年はかかる計算。その上、父の残した文学作品も読みたいとは、まず達成不能なレベル。ううむ。ううーーむ。本当に今更だが、人生誤った感が半端ない。
9月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2090
ナイス数:453
フラジャイル(26) (アフタヌーンKC)の感想
緩和ケア。朝加せんせいのだいぼうけん編。前巻は大スペクタクルな感じだったけど、ひたむきに人に向き合う、医療に向き合う。こういう話は胸にくる。私、死ぬのを楽しみにしてるんだよね。人が死んだ後に何があるのか、無いのか。魂はあるのか。死後に行くところはあるのか、三途の川や綺麗な花畑はあるのか。死は人生最後の大冒険だと思って、楽しみにしようと思ってる。人生に一番最後まで残るはずの「怖いこと」が無くなったら幸せなことだと思う。そしてそれは宗教でなくても出来るんだよねえ。
読了日:09月30日 著者:恵 三朗
宇宙兄弟(43) (モーニング KC)の感想
今回は、激アツでしたね。これでもかってくらいのトラブルの連続が、「どうぜ絶対兄弟で帰還するんでしょ」っていう予定調和に激震をかけてくる。さて、宇宙船から宇宙船に飛び移る前代未聞のミッション遂行なるか、ってところで次巻へ。
幸運には逆らうな (創元推理文庫)の感想
今作も安定の面白さでしたね。ヒバート親子と用心棒のマニーがけっこう格好良くて好きです。フォーチュンがやって来てまだ2ヶ月にもならないというのに、今回はシンフル町外れのバイユーの小島で大爆発。しかも爆発したのが覚醒剤密造工場ときたもんだ。マフィアなりの論理で町を愛するヒバート親子とフォーチュンが手を組んで、町の浄化に乗り出す。いよいよキレの増す沼地三人組(笑)。解説によれば、次作はついに、フォーチュンがカーターに身バレするらしい。楽しみ〜♪
読了日:09月28日 著者:ジャナ・デリオン
ハンチバックの感想
芥川賞受賞作ということで知った本と著者。受賞していなかったら手に取ることはなかったと思う。この本の表紙は帯を取って見て欲しい。重力と闘いながら生きている、せむしの人間。作品と同じように、すごい生命力を感じる。YouTubeで受賞インタビューを拝聴した。著者は怒りをもって書いた、復讐だった、と言う。しかしこれからは愛の作家になっていきたい、と。今作はあまりにも赤裸々で怒りに満ちていて、その怒りをぶつけられるような読書だったが、終章で様相が変わった。この先、彼女の愛に満ちた作品を是非読みたいと思った。
読了日:09月18日 著者:市川 沙央
守娘 上 (MFC)の感想
コレも登録もれ。台湾の漫画家さんの作品。纏足をしなかった足の大きなおてんばな娘が主人公。
読了日:09月18日 著者:シャオナオナオ
守娘 下 (MFC)
読了日:09月18日 著者:シャオナオナオ
スモークブルーの雨のち晴れ 3 (フルールコミックス)の感想
コレは登録もれ。家のことも淡々としているように思えた前巻だけど、やはり、本当に処分する段になると切なさもひとしお。お父さんの蔵書も、取っておくもの、処分するもの、人手に渡すもの・・・・。それでも前に進んでいく二人が、とても大人だと感じました。
読了日:09月18日 著者:波真田かもめ
AS TIME GOES BY <矢代俊一シリーズ21>の感想
『毒を喰らわば皿まで企画』その21。ニューヨーク渡航前の数日を俊一の心象で語る。薫サンが力説すればするほど、俊一が特別だとは全く思えない。ついに風間サンは俊一の理解者ポジに納まり幸せいっぱい。透がかつての島さんとの愛憎の日々を堕としつつ、俊一を籠絡している。何かに内部を喰われたゾンビみたいで気持ち悪い。今となっては『朝日のあたる家』が名作なレベル。金井も英二も父も相変わらずで、何もかもがキモい。音楽シーンがほぼないので、ツライ一冊だった。次はやっとニューヨーク。あと3冊かあ。。。
読了日:09月04日 著者:栗本薫
読んだ本の数:8
読んだページ数:2090
ナイス数:453
フラジャイル(26) (アフタヌーンKC)の感想
緩和ケア。朝加せんせいのだいぼうけん編。前巻は大スペクタクルな感じだったけど、ひたむきに人に向き合う、医療に向き合う。こういう話は胸にくる。私、死ぬのを楽しみにしてるんだよね。人が死んだ後に何があるのか、無いのか。魂はあるのか。死後に行くところはあるのか、三途の川や綺麗な花畑はあるのか。死は人生最後の大冒険だと思って、楽しみにしようと思ってる。人生に一番最後まで残るはずの「怖いこと」が無くなったら幸せなことだと思う。そしてそれは宗教でなくても出来るんだよねえ。
読了日:09月30日 著者:恵 三朗
宇宙兄弟(43) (モーニング KC)の感想
今回は、激アツでしたね。これでもかってくらいのトラブルの連続が、「どうぜ絶対兄弟で帰還するんでしょ」っていう予定調和に激震をかけてくる。さて、宇宙船から宇宙船に飛び移る前代未聞のミッション遂行なるか、ってところで次巻へ。
読了日:09月30日 著者:小山 宙哉
幸運には逆らうな (創元推理文庫)の感想
今作も安定の面白さでしたね。ヒバート親子と用心棒のマニーがけっこう格好良くて好きです。フォーチュンがやって来てまだ2ヶ月にもならないというのに、今回はシンフル町外れのバイユーの小島で大爆発。しかも爆発したのが覚醒剤密造工場ときたもんだ。マフィアなりの論理で町を愛するヒバート親子とフォーチュンが手を組んで、町の浄化に乗り出す。いよいよキレの増す沼地三人組(笑)。解説によれば、次作はついに、フォーチュンがカーターに身バレするらしい。楽しみ〜♪
読了日:09月28日 著者:ジャナ・デリオン
ハンチバックの感想
芥川賞受賞作ということで知った本と著者。受賞していなかったら手に取ることはなかったと思う。この本の表紙は帯を取って見て欲しい。重力と闘いながら生きている、せむしの人間。作品と同じように、すごい生命力を感じる。YouTubeで受賞インタビューを拝聴した。著者は怒りをもって書いた、復讐だった、と言う。しかしこれからは愛の作家になっていきたい、と。今作はあまりにも赤裸々で怒りに満ちていて、その怒りをぶつけられるような読書だったが、終章で様相が変わった。この先、彼女の愛に満ちた作品を是非読みたいと思った。
読了日:09月18日 著者:市川 沙央
守娘 上 (MFC)の感想
コレも登録もれ。台湾の漫画家さんの作品。纏足をしなかった足の大きなおてんばな娘が主人公。
読了日:09月18日 著者:シャオナオナオ
守娘 下 (MFC)
読了日:09月18日 著者:シャオナオナオ
スモークブルーの雨のち晴れ 3 (フルールコミックス)の感想
コレは登録もれ。家のことも淡々としているように思えた前巻だけど、やはり、本当に処分する段になると切なさもひとしお。お父さんの蔵書も、取っておくもの、処分するもの、人手に渡すもの・・・・。それでも前に進んでいく二人が、とても大人だと感じました。
読了日:09月18日 著者:波真田かもめ
AS TIME GOES BY <矢代俊一シリーズ21>の感想
『毒を喰らわば皿まで企画』その21。ニューヨーク渡航前の数日を俊一の心象で語る。薫サンが力説すればするほど、俊一が特別だとは全く思えない。ついに風間サンは俊一の理解者ポジに納まり幸せいっぱい。透がかつての島さんとの愛憎の日々を堕としつつ、俊一を籠絡している。何かに内部を喰われたゾンビみたいで気持ち悪い。今となっては『朝日のあたる家』が名作なレベル。金井も英二も父も相変わらずで、何もかもがキモい。音楽シーンがほぼないので、ツライ一冊だった。次はやっとニューヨーク。あと3冊かあ。。。
読了日:09月04日 著者:栗本薫
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