著 者 ロイス・マクマスター・ビジョルド
翻訳者 小木曽絢子
出 版 創元SF文庫 2006年7月
自分は何者か、という青春の悩みからやっと脱却して大人になったとも言える。やれやれ。
イリアンの公人としての人生はマイルズの人生と重なっている。イリヤンの思い、グレゴールの兄弟愛、イワン、アリスの、ヴォルコシガン親子の深い愛情、そういう想いが濃厚にミックスされて、マイルズを次の人生のステップに押し上げたような。なんというか癒しのための一冊だ。
イリヤンがただの小父さんになっちゃったのはご愛嬌といおうか。彼には余生を楽しんでほしいな。マイルズのこれからがますます楽しみです。
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