書 名 「精霊を宿す国(2)黄金の星」
著 者 佐伊
出 版 リブレ 2023年9月
単行本 312ページ
初 読 2026年03月02日
ISBN-10 479976411X
ISBN-13 978-4799764114
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/133790959
1巻の終わりに鳳泉の操者になれ、との国王の意を受けたキリアスはすでに半年もオルガと別離の状態で修行を重ねている。こいつだけは、一生懸命でもどこかまだ身勝手だな〜と思う。早く覚醒しやがれ。そして、ちゃんとオルガ本位になりやがれ(笑)
物語は、光蟲のイーゼスとハユル、時を1世代遡って、ダナルとルカの物語、さらに前代の鳳泉のガイとリアン。まだ若いカディアスと、王宮を覆う淀み。これで、ちゃんとこの国は維持されるのであろうか? 先読という存在が、こんなに不安定で大丈夫なんだろうか????と、大いに心配になる。とにかくそれぞれの物語が終始一貫して切ない。そして、どこをどう切り取っても苦労人のカディアス。よくこんな状況で16歳で即位し、耐えてきたな。やっぱりこの物語で一番存在感が大きいのは、カディアス王だろう。
王宮での事件と場末の娼街での騒乱で、オルガの出生に関わる先代ステファネスの事件がだんだん見えてきた。過去話では2代前の先読リネスの事件が明らかに。ついに、オルガの中の青雷が覚醒し、共鳴し、そして去っていく。 これから、いよいよ物語は核心に近づいていく。

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