書 名「星のダンスを見においで1ー地球戦闘編」
「星のダンスを見においで2ー宇宙海賊編」
著 者 笹本祐一
出 版 東京創元社 2015年5月
前回の長きに渡る読書スランプを蹴破ったわたし的奇跡の一冊。
ミニスカパイレーツから遡る事?世紀。地球的には現代日本は横須賀の裏路地に隠棲する某大物宇宙海賊。ひょんなことから女子高生に身バレし、なし崩し的に市街戦から2人海賊旅(宇宙)へ。キャラよし、テンポよし。極めて映像的で鮮明な情景が脳裏に展開して面白い!素晴らしい!の一言、ではなく二言に尽きる。上巻は太陽系内の近接戦闘からお宝求めての旅立ちまで。ジャックがくるっと指を回して宇宙を指さす。私も行きたい!
敵役のヴィンが終始敬語調なのが、結構好みである。イメージ的には歳喰ったメックリンガー(より、やや人が悪い感じ。)白髪のじーさんとおっさんが少年のようにやり合ってるのがなんか可笑しい。(ただし、超弩級戦艦VS突撃上等の衝角付き海賊船、である。)ああもう、スペオペの真骨頂。これ、ほんとに新刊の頃に読みたかったよな〜。ラストが想像以上に神頼みなのはどうなのよ、と思わんでもないが、これは、他に収めようがない。仕方ない。
私としては、おっさん宇宙海賊と女子高生のその後の恋愛模様を知りたい。(なにしろ、子孫が残ってる。)・・・・てか、本当に唯佳とジャックがくっついたのだろうか?ダークホース的に、アレックスとだったりして?
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