著 者 ジョン・スコルジー
翻訳者 内田昌之
出 版 早川書房 2008年6月
CDFの徴兵システムやら、技術やらダサすぎるブレインパルという名称にまで、自分的に微妙に引っかかっていたあれこれに、読み始めて早々にオチがついた(笑)。でも、遺伝子のままに脳を再現したって、経験を元に成長する脳伝達回路の再現はできないんじゃないか?脳マッピングでそれが解決するのか?という疑問はもやっと残る。
それに宇宙種族同士の存続をかけた戦いの割に事が単純に進みすぎる気もする。とくにエネーシャ族を襲撃するあたり。それはおくとして、ジェレドは選択をし、ジェーンもまた未来を選ぶ。意思とか魂とかはいったいその肉体の
どこに宿るのだろう?切ないけど面白い話ではあった。
どこに宿るのだろう?切ないけど面白い話ではあった。
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