2019年3月10日日曜日

0166 殺し屋 最後の仕事

書 名 「殺し屋 最後の仕事 」 
著 者 ローレンス・ブロック 
翻訳者 田口 俊樹 
出 版 二見書房 (2011/9/21) 
初 読 2019/03/10 

 今回はさすがにハードなアクションが加わるか、と思いきや、やっぱりケラーさんはケラーさんであった。どこまでいっても、ほろ苦くもほのぼの。

 思索多め、アクション少なめ。合衆国を東へ西へ、の逃避行も速度遵守、安全運転。決して爆走したりはしない。

 髪を刈り込んで、細縁眼鏡を加えたところで、イメージはこれまでの無表情でやや不気味な男から一転してハンサムでナイスなインテリ風に。やだモロ好み♪ 

 余談ではあるが、ドットが30歳前に総入れ歯になったいきさつが、語られないだけに壮絶なものを感じさせられて、そら恐ろしい。これ、絶対病気とか事故とかじゃないよね?マフィアに拷問されたりとか、してるよな?

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