著 者 ヨネダコウ
出 版 大洋図書 2023年3月
単行本 210ページ
初 読 2023年3月2日
ISBN-10 4813033407
ISBN-13 978-4813033400
表紙の矢代さんも、差し込みイラストの百目鬼と矢代さんの絡みも、美しいです。
そしていきなり風呂場での絡みからスタート。そういや前巻、そんなところで終わっていたっけ。40歳になってる矢代ですが、百目鬼の目から見て、そのカラダは以前と変わらず美しいようだ。自分の感情とカラダを扱い兼ねる矢代と、力関係は逆転しているものの、そんな矢代をどうしたらいいか判らないままにほぼ体当たりな百目鬼が、不器用すぎて、読んでるこっちもどうしたら良いか判らん。
このぶきっちょ同士、幸せになれる気がしない。
そして明かされる矢代の秘密(?)。
一人でいるところをあの井波に襲われてレイプされた、だと?(おい、七原!テメー何してやがった?何でガードしてねーんだよ!)←と思ったのは私だけではあるまい。
そして、そのせいで不感症になって勃たなくなった、だと?・・・そんなことで、どうにも自棄ぎみな矢代に、百目鬼は無自覚に揺さぶりをかけ続けるし。なんだか読んでいてハラハラする。ツラい。無表情な絵に少ないセリフで、矢代も百目鬼も、どうも汲み取るべき感情がどこら辺にあるのかがよくわからん。連載ネタバレブログをいくつか読んでいるが、皆さんよくぞあそこまで深読みできるな?!
桜一家の内紛と、三角の道心会の縄張り荒らしが一本につながって、荒れるのはこれから。次巻が最速でも一年後ってのもツラいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿