2025年2月2日日曜日

オーリエラント世界の魔術(ネタバレあり・自分用忘備)


■ウィダチスの魔法 
 動物を使役したり、動物に変身したりする。 『夜の写本師』カリュドウの師であり、育ての親であるエイリャが得意とした魔術。

ギデスディン魔法
 書物を使い魔法を発動させる。ケルシュの前世、キアルスが始祖。『魔導師の月』でキルアスがずっと書き綴っている「ギデスディンの魔法書」は、時代が下がって、カリュドウは諳んじるほど写本した。

貴石占術
 石が持つ大地の力を利用する魔術。指なしカッシは貴石占術の使い手。  

ガンディール呪法
 人形と人体の一部を使い操る魔法。 呪いの藁人形的な呪術。パドゥキアで盛ん。ガエルクはガンディール魔法の使い手で、カリュドウの師となった。

マードラ呪法 
 マードラ国で使われる魔術。死人を利用した暗黒の魔道。イルーシアはマードラ呪法の使い手で、エンジストの求めにより、死者の怨嗟を利用してエズキウムの城塞を築き上げ、自身もエンジストによって生きたまま城塞に埋め込まれた。

ブアダン
 動物や死骸の一部分を使い呪い殺す。 

エクサリアナの呪法
 相手の魔導師からその能力を奪い、己のものとする邪法.相手は殺される。アムサイストが編み出した。

夜の写本師 
 写本の技術によって魔術を用いる、魔導師ではない魔術の使い手。カリュドウ。イスルイールがカリュドウの師。

大地の魔法 
 大地にかかわるものを使う。主に土、水、火、植物、風をあやつる。 ライサンダーの家族、子孫たちイザーカトの一族はよく大地の魔法を操る。

 テイクオク(紐結びの魔術)
 紐をさまざまな方法で結びながら、呪文を織り込むことで、魔術を発動させる。人や物事を結び付けたり、祝福したりすることが得意で、攻撃にはあまりむかないよう。紐の魔導師リクエンシス。エンスの操る紐の魔法は、生活魔法的なのも多くてほのぼのする。

フォアサイオンの魔術 
 世界にある〈気〉の流れをさまざまな道具によって操作する魔法。風水っぽいものらしい。作品世界が違うが佐藤さくら氏の『魔導の矜持』に登場するデュナンはフォアサイオンっぽいな、と思った。

■ヴィクトゥルスの魔法
 『オーリエラントの魔導師達』収録「陶工魔導師」のヴィクトゥルスが編み出した魔法。製作する陶器に魔術を練り込む。

■アルアンテス(イスリル語で「古き力」の意)の魔術
 女たちが使う古い魔法。「闇を抱く」(『オーリエラントの魔導師たち』)に詳しく書かれている。


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