2026年2月1日日曜日

2026年1月の読書メーター

 何気に穏やかに新年を迎え、今年はちゃんと初詣にも行き・・・と、まがりなりにも順調な滑り出しと見えた1月でしたが、9日に母が入院し、とちょっと波乱がありました。そういえば、2025年のまとめで書き忘れていたのですが、読書メーターを始めたのが2016年秋頃で、昨年は10周年、今年は11年目だったのでした。ちなみにこのブログは2020年9月に始めたので、ブログの方も昨年は5周年だったんですが、なんだかいろいろと合って感慨に耽る暇もなかったのでした。
 そんなこんなな1月は、いろいろと悩ましいこともあり、もう、「お気楽読書しかしたくない!」という感じだったので、ひたすらハッピーエンドを求めてラノベ/BLに傾倒。読メにもブログにも書かない(書けない?)Net小説も隙間時間に読み漁りました(汗)。
 おかげ様で、野原耳子さんという才能に巡りあえたのは幸せ。
 1月1日に読み始めた「わたしのおとうさんのりゅう」は、いまだ読了せず。なんとなく、父母の関係で身につまされそうな本は、気持ちが避けがち。
 今年も読書目標は年間100冊ですが、この100冊は、本当は漫画を含まず、という内規があるので(笑)いまだ達成できたことがありません。さて今年もがんばろー!

1月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2389
ナイス数:417

再生再生感想
喜一(きぃ)の壊れた世界の心象を丁寧に描写していく。めちゃくちゃリリカルだけど、暴力描写もある。BLカテゴリだけど、文芸書?文学?みーちゃんとのままごとのような愛が突然の暴力で粉々にされたあと、心が壊れた喜一はどうやって生きて行こうとしたのか。喜一の周りの人達も、それぞれになにかを抱え、背負っている。「きぃ」と呼びかける声の優しさが心に沁みる。この本電書のみだけどハードカバーで文芸書棚に並んでいても文句ない。いっそ私が賞をあげたい。野原さん、すごい才能だと思う。おすすめです。
読了日:01月28日 著者:野原耳子

王と正妃~アルファの夫に恋がしてみたいと言われたので、初恋をやり直してみることにした~王と正妃~アルファの夫に恋がしてみたいと言われたので、初恋をやり直してみることにした~感想
オリジナル本登録ありがとう!このお話大好きなんです。表紙のイラストも綺麗でほんと好き。若くはない恋愛、生真面目な王妃(Ω♂)の気持ちが刺さりまくりますね。なんとか無事に生まれた末弟(Ω)が5人の兄達に溺愛されまくる未来が見えます。
読了日:01月24日 著者:仁茂田 もに

バッドエンドを迎えた主人公ですが、僻地暮らしも悪くありません(下) (ピスタッシュ・ノヴェルス)バッドエンドを迎えた主人公ですが、僻地暮らしも悪くありません(下) (ピスタッシュ・ノヴェルス)感想
主人公が流刑になっていた僻地に断罪劇の敵方の王太子と婚約者がやってきて、主人公アルトが世界を救うっていう役割を自覚して下巻に。光の神子の「知識」を持ったジュリアンと「力」を持ったアルト、光の神子は実は二人居たんですって展開でも面白かったかも、とか妄想しながら後半のジェットコースターを愉しむ。無愛想・朴訥・裏表のないフェリクスが、アルトを守るために腹黒陰謀執着系に成長。フィンが死にそうでハラハラしたけど、無事にちゃんとハッピーエンドした。断罪劇の真相なんかは王太子もそれなりに頑張っていたのね、と納得。
読了日:01月23日 著者:仁茂田 もに

バッドエンドを迎え主人公ですが、僻地暮らしも悪くありません(1) (ピスタッシュ・ノヴェルス)感想
引き続き「ハッピーエンドしか読みたくない」病発症中にて、ネットで読了済みのこの本を再読。今流行りのキャッチーなのを書いてみよう、と思って書かれた作品とのことで「女子に流行りの日記ってものを書いてみようと思って書いたんだよ」という某日本古典文学の出だしを思い出した(笑)。で、いきなり断罪劇から始まるっていう、ラノベ界隈にいくらでも転がってる展開だし、主人公は当然チートだし、転生したのは過激BLゲームで世界は平面・天動説。美形だらけの突き抜けた世界観でながら、これがちゃんと面白い。さすが。
読了日:01月23日 著者:仁茂田 もに

分水:隠蔽捜査11分水:隠蔽捜査11感想
タイトルの「分水」。捜査の流れがはっきりと変わる地点があるってことかな。謎はほとんどなく、ただ捜査の手順を追いかける。目星をつけて、さらに追跡し、証拠を固めて落とす。そこに絡んでくる有力政治家の家系と地縁。そしていつにも増してウザい八島!こういうやつってクシャクシャ丸めてポイって捨てたいよな。竜崎は自分の知ってる1番優秀だった上司の顔で脳内再現。いやああの人は本当に優秀だったよなー。あっという間に出世の階段を駆け上がっていった。毎度思うが組織に1人、竜崎が欲しい。今回も示唆が沢山。一気読みでした。
読了日:01月18日 著者:今野 敏

俺の妹は悪女だったらしい (一迅社ノベルス)俺の妹は悪女だったらしい (一迅社ノベルス)感想
純情で強情で強くて純朴な護衛騎士と冷酷で腹黒執着系主君。死に戻り巻き戻し系ファンタジーBL。妹のダイアナがだんだんいい性格に育つ(笑)。必至な主人公兄が、実は主君だけではなく妹にも溺愛されている変則的三角関係?と死に戻りしたのが主人公だけじゃないのがミソ。ひねりが利いていて、読んでる途中は???だったタイトルもラストで回収。腹黒さんが沢山いて、ファンタジーとしてなかなか面白い作品で、死に戻りの原因もちゃんと説明されているのが良し。主人公の得物が戦斧ってのは珍しいような気がするし、なかなか派手で良い。
読了日:01月17日 著者:野原耳子,凩はとば

聖母の深き淵 (角川文庫)聖母の深き淵 (角川文庫)感想
『海は灰色』刊行記念。山内練登場作品再読祭り中。練ちゃん初登場作品。一作目よりずっとミステリー。息子を産んで落ち着いている緑子はわるくない。麻生の「愛している」と練の「愛している」それぞれを知る緑子。初読時よりは落ち着いて読めるけど、麻生と練の物語はここから始まったのかと思うと感慨深い。まあ練に煙草押しつけたりロシアンルーレット仕掛ける胆力のある人間は緑子くらいしかいないよ。緑子も散々な目には遭っているが、やられっぱなしでないのが凄いところ。女が生きて行くためにはとりあえず3倍返しくらいは必要だと思う。
読了日:01月08日 著者:柴田 よしき

読書メーター