著 者 ロバート・A ハインライン
翻訳者 内田 昌之
出 版 早川書房 2015年10月
初 読 2017/10/04
少年(といっても、立派なティーン)が大人になっていく過程が瑞々しい、と言えなくもない。こっちがいい大人になっちゃってるんで、ちょっとムズムズしたりもするけど。
極めて秀才なわけでも、器用なわけでも、信念があるわけでなさそうな普通の男子だが、芯があって自分を成長させていく力がある。 そして教官達に厳しくも育まれて成長していく。というある意味まっすぐな話。機動歩兵とか異星の敵とかって味付けは何でもいいような気すらする。
とにかく、言わずと知れた名作の新訳版だし、なんだか感動しなくちゃいけないような、プレッシャーを感じなくもない。だがしかし。せっかく大人になったってのに、最後でお父さんと同じ小隊ってなにさ?パパに抱きしめられちゃうのか?なんだか解せないし、そもそも組織としてどうなのよ!
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