2018年11月22日木曜日

0150 ワニの町へ来たスパイ

書 名 「ワニの町へ来たスパイ 」 
著 者 ジャナ・デリオン 
翻訳者 島村 浩子 
出 版 東京創元社 (2017/12/11) 
初 読 2018/11/24 

 面白ーい!女の一人称で面白く読めたのは久しぶりじゃ。なんつーかジェントリーを女にして、ねじを1本2本抜いたらこんな感じか?
 おばあちゃんたちがこれまたイカす。これ、上司のモローとこのおばあちゃんたち、実はかつての戦友、とかそういうオチはないよね。それにしても恐るべしルイジアナ。3メートル長のワニが悠然と共生して、泥臭く、ハリケーンでは水没し、死体は漂流し、ばーさんは凄腕スナイパー。(笑)「栄光の旗のもとに」→「死者の河を渉る(ロバート・クレイス)」→この本とどんどんルイジアナのイメージがヘンになっていくぞ。ルイジアナは、米国の小説家達にとっても魔境なのか??ってか、在住してるのか。そういや、ドッドソンもケイジャン料理作ってたよね〜。何はともあれ、バナナプディングを食べたい。

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