仁茂田もにさん、好きだわ。それぞれの作品毎にキャラが立っていて、ストーリーテラーの才がある。文章が上手い。ネット小説なので、誤字脱字はご愛敬かな。書籍化されるあかつきにはきちんと校正するといいんじゃないかな。これからも追いかけよう。
読んだ本の数:26
読んだページ数:4533
ナイス数:999
水の都 黄金の国の感想
舞台は明治期のヴェネツィア。異国情緒溢れる街に住む日本人とその友の、どこか不思議な雰囲気もあるバディもの。三木笙子さんのお話はどれもブロマンスってほど濃くはない。しかし真情に溢れてる。ヴェネツィアという街の成り立ち、ヴェネツィア出身の冒険家マルコポーロが残した伝説。そういったものを絡めながら、真面目に真っ直ぐに、人のために生きてヴェネツィアで死んだ青年清人と、その友人の誠次郎、イタリア人青年ルカの友情をベースに、物語が進む。事件そのものよりも、それに絡む人の心の物語だ。そして著者の思いも零れる。
読了日:10月28日 著者:三木 笙子
金木犀二十四区の感想
金木犀二十四区、隕石、天狗、山伏そして『靡』(なびき)。不思議ですこし不穏な世界観の中で紡がれるのは、人の優しさや切なさや、静かでたおやかな強さ。金木犀の香りが漂い始めた朝に読み始め、散る前に読み終えることが出来た。読む人によって好みは分かれるかもしれないが、三木笙子さんらしくて、私は好きな一冊。
読了日:10月19日 著者:三木 笙子
金木犀二十四区、隕石、天狗、山伏そして『靡』(なびき)。不思議ですこし不穏な世界観の中で紡がれるのは、人の優しさや切なさや、静かでたおやかな強さ。金木犀の香りが漂い始めた朝に読み始め、散る前に読み終えることが出来た。読む人によって好みは分かれるかもしれないが、三木笙子さんらしくて、私は好きな一冊。
読了日:10月19日 著者:三木 笙子
怪盗ロータス綺譚の感想
手玉に取られる者の側の視点がなかなかに面白い。一番良かったのは、「埋める者 暴く者」。状況をコントロールしているつもりがいつの間にかコントロールされ、のっぴきならない状況に追い込まれるのは、『注文の多い料理店』を読んでいるみたいな面白さだった。そのほかの話もそれぞれに面白い。なにより、省吾が元気で過ごしているのが良い。彼のことは心配してたんだよ。若干の不安や鬱屈はありそうだけど、私の想像以上に蓮とともに、うまくやっているようで安心した。
読了日:10月13日 著者:三木 笙子
手玉に取られる者の側の視点がなかなかに面白い。一番良かったのは、「埋める者 暴く者」。状況をコントロールしているつもりがいつの間にかコントロールされ、のっぴきならない状況に追い込まれるのは、『注文の多い料理店』を読んでいるみたいな面白さだった。そのほかの話もそれぞれに面白い。なにより、省吾が元気で過ごしているのが良い。彼のことは心配してたんだよ。若干の不安や鬱屈はありそうだけど、私の想像以上に蓮とともに、うまくやっているようで安心した。
読了日:10月13日 著者:三木 笙子
Ω令息は、αの旦那様の溺愛をまだ知らない2 (アンダルシュノベルズ)の感想
2巻は、アロイスとリリエルの恋模様も絡めつつクライマックスになだれ込んでいく。上巻はユーリス視点だったが、下巻はギルベルト視点で、上巻でユーリス視点で語られた過去の出来事が再演される。この手の創作小説で人物視点をコロコロ変える手法は、安直だなーと思っていたが、ここまで丁寧に描き込むとそれも面白いと思えるんだな、発見した。そうだよね、他人の思惑なんて実際判らないし、人間関係って誤解だらけだよね。となんだか納得感がある。一つも結婚話が来ないのは自分に魅力がないからと思い込んでいたユーリスが絶対に一番の被害者。
読了日:10月25日 著者:仁茂田もに
2巻は、アロイスとリリエルの恋模様も絡めつつクライマックスになだれ込んでいく。上巻はユーリス視点だったが、下巻はギルベルト視点で、上巻でユーリス視点で語られた過去の出来事が再演される。この手の創作小説で人物視点をコロコロ変える手法は、安直だなーと思っていたが、ここまで丁寧に描き込むとそれも面白いと思えるんだな、発見した。そうだよね、他人の思惑なんて実際判らないし、人間関係って誤解だらけだよね。となんだか納得感がある。一つも結婚話が来ないのは自分に魅力がないからと思い込んでいたユーリスが絶対に一番の被害者。
読了日:10月25日 著者:仁茂田もに
とびはち作品集 にこげのつどいの感想
そしてこれが現代の「カワイイ」だ!ってのは冗談としても、「かわいい江戸絵画」につながるものがあるよな、と思いながら頁をめくる。も、『足軽雀』が最っ高にかわいい。昔、自分も絵を描いていた頃があったので、いまだにこういう素敵な絵を見ると、いいな〜。私も描きたいな〜。とほんの少し思う。今更ではあるが、人生の中でどういう選択枝を選んできたらこういう道に到達できたんだろうかなあ、と、ほんのちょっとうらやましい。まあ、今は鑑賞専門よ!そのうちもう少し時間ができたら、絵の具箱を開けようぞ。
読了日:10月26日 著者:とびはち
そしてこれが現代の「カワイイ」だ!ってのは冗談としても、「かわいい江戸絵画」につながるものがあるよな、と思いながら頁をめくる。も、『足軽雀』が最っ高にかわいい。昔、自分も絵を描いていた頃があったので、いまだにこういう素敵な絵を見ると、いいな〜。私も描きたいな〜。とほんの少し思う。今更ではあるが、人生の中でどういう選択枝を選んできたらこういう道に到達できたんだろうかなあ、と、ほんのちょっとうらやましい。まあ、今は鑑賞専門よ!そのうちもう少し時間ができたら、絵の具箱を開けようぞ。
読了日:10月26日 著者:とびはち
かわいい江戸絵画の感想
こんな表紙の本がビニールカバーの中に入ってたら、中が見たくなるじゃないか!世界に誇る日本のKAWAIIの源流は江戸にあり?もともと気恥ずかしい、面はゆいといった意味だった「かわゆし」が現代にも通じる「かわいい」の意になったのは江戸時代頃からとのこと。本の中身は、真面目な日本画と文化史。府中市美術館の特別展で人気を博し売り切れた図録が書籍化されたとのこと。波津彬子さんの「雨柳堂夢噺」に登場する子犬はデフォルメされすぎだよな、と思っていたが、円山応挙が本家なのね!
読了日:10月26日 著者:
配色事典―大正・昭和の色彩ノート (青幻舎ビジュアル文庫シリーズ)の感想
昭和8〜9年に刊行された『配色總鑑』が新装・改訂版として復刻されたもの。手軽な文庫本サイズなのに、色彩の組み合わせや色見本がぎっしり。色の和名が美しい。大正・昭和の色彩となっているけど、もちろん現代に通用する。明暗、補色の組み合わせ。大きな面で組み合わせる(例えばセーターとスカート)のも、小物合わせの参考にも。4色配色は、着物、帯、半襟、帯締め、帯揚げの組み合わせにも、大いに参考になる。なにより楽しい!
読了日:10月26日 著者:和田 三造
エドワード・ホッパー作品集の感想
翻訳ミステリー読みなら外せないエドワード・ホッパー。ボッシュの家に、そして殺し屋ケラーさんの家に、飾ってあるのが『夜更かしの人々』ナイトホークス。やっぱり良い。女連れの男に移入するか、少し離れた所に座る独りの男に人生を重ねて観るのか。ケラーさんなら後者、ボッシュはどっちだろう。
読了日:10月18日 著者:江崎聡子
ヴィルヘルム・ハマスホイ 静寂の詩人 (ToBi selection)の感想
ワイエスの画集をAmazonで探していたら、ハマスホイも一緒に紹介されました。確かに白と明暗が基調の作風は似ているかも。しかし、空気感は全然違う。静寂の詩人、とはなるほど、と思うが、しかし、厳しくはない。ほのかな温かみのある室内の空気感。ワイエスよりもむしろ、ハマスホイの方が人間的な温かみを感じる気がするのは、たぶん、ハマスホイの人や物事を見る視線が穏やかで優しいからだろう。ワイエスがそうでないとは言わないけど、ワイエスには独特の厳しさがあるので。
読了日:10月10日 著者:萬屋 健司
ワイエスの画集をAmazonで探していたら、ハマスホイも一緒に紹介されました。確かに白と明暗が基調の作風は似ているかも。しかし、空気感は全然違う。静寂の詩人、とはなるほど、と思うが、しかし、厳しくはない。ほのかな温かみのある室内の空気感。ワイエスよりもむしろ、ハマスホイの方が人間的な温かみを感じる気がするのは、たぶん、ハマスホイの人や物事を見る視線が穏やかで優しいからだろう。ワイエスがそうでないとは言わないけど、ワイエスには独特の厳しさがあるので。
読了日:10月10日 著者:萬屋 健司
入江明日香作品集 風のゆくえ 生命の真影の感想
入江明日香さんの一冊目の作品集。先に見た新しいほうの作品集「雷鳴と花」よりもややシンプルな作品が多い。子供をモチーフにした作品多数。すごく全体的にファンタスティックなのにリアル。なのに何故か猫がまんまるで可愛い。いろいろなものを内包して混沌としながら清楚で美しい。
読了日:10月06日 著者:入江 明日香
神業の風景画 ホキ美術館コレクションの感想
千葉県にある写実絵画専門のホキ美術館の収蔵品の作品集。写実絵画って本当に写真のように精密・精巧だが、あまりにも写真そのものだと、あえて絵で描く必要があるんだろうか・なんて考えてしまう。なので、私は全体的に「絵」の気配が少し残っている(筆のタッチとか、写真ではあり得ない水流の線とか)が有る方が、安心して鑑賞できるし、観ていて心が落ち着くと思った。
読了日:10月06日 著者:芸術新聞社
千葉県にある写実絵画専門のホキ美術館の収蔵品の作品集。写実絵画って本当に写真のように精密・精巧だが、あまりにも写真そのものだと、あえて絵で描く必要があるんだろうか・なんて考えてしまう。なので、私は全体的に「絵」の気配が少し残っている(筆のタッチとか、写真ではあり得ない水流の線とか)が有る方が、安心して鑑賞できるし、観ていて心が落ち着くと思った。
読了日:10月06日 著者:芸術新聞社
吉田博 全木版画集 増補新版 YOSHIDA Hiroshi The Complete Woodblock Printsの感想
川瀬巴水と同時代の新版画。世界を旅して描かれた雄大な風景にため息がでる。聞けばダイアナ妃もこの作品を愛していたとか。そのうち、現物の展示を見たい。
読了日:10月03日 著者:吉田 博
川瀬巴水と同時代の新版画。世界を旅して描かれた雄大な風景にため息がでる。聞けばダイアナ妃もこの作品を愛していたとか。そのうち、現物の展示を見たい。
読了日:10月03日 著者:吉田 博
入江明日香作品集 雷鳴と花の感想
あまりにも美しく、あまりにも婉容、あまりにも繊細。ああ、こんな絵を自分で描くことができたなら。 黒の表紙カバーに手汗が付いてしまったら、と緊張する。今日の仕事のご褒美に。
読了日:10月03日 著者:入江明日香
火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています(2) (やわらかスピリッツ女子部)の感想
本がなにやら睦みあって、本の子が大量に産出されるってのが(笑) なんとなくバタバタと飛んでいる本の群れに、かつてのMacの伝説のスクリーンセーバー「フライングトースター」を思い出す(笑)
読了日:10月23日 著者:
本がなにやら睦みあって、本の子が大量に産出されるってのが(笑) なんとなくバタバタと飛んでいる本の群れに、かつてのMacの伝説のスクリーンセーバー「フライングトースター」を思い出す(笑)
読了日:10月23日 著者:
火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています(1) (やわらかスピリッツ女子部)の感想
巫(かんなぎ)、継母&連れ子の継子イジメ、捨てられて異界に売り飛ばされて、神だか物の怪だかに食われるつもりが、火の神様にお輿入れ。だがしかし、その火の神様にはなにやら呪いが掛けられていて。和洋折衷、ラノベにありがちなギミックは全部ぶっこんであるし、とっちらかりそうなストーリーを画力で力業でまとめてる♪ 絵が綺麗でテンポもよく、よくある継子イジメネタもそれほど陰惨にはならず、なにしろ火の神のキャラが良い。新宿ブックファーストのPR映像を見て、Amazonを確認したら一巻目は期間限定無料だったので、
読了日:10月23日 著者:
花よりも花の如く 23 (花とゆめコミックス)の感想
(作者も同じこと言っているが)年1回の刊行ペースで、23巻です。息子が成人するのと同じくらいの年月を掛けて、じりじりとケントも成長してきたのか、していないのか!前巻で葉月との破局やら、隆生先生の逝去やら、おおきな動きがありましたが、ついにここまで。やっと道成寺のお舞台の幕が開く。お面の初出だって、一体いつだったか? だが、あのお面を使えるまでにケントもなったってことで。どのような舞台を見せてくれるのでしょうか。楽屋に隆生先生が交じっているのがご愛敬。
読了日:10月15日 著者:成田 美名子
(作者も同じこと言っているが)年1回の刊行ペースで、23巻です。息子が成人するのと同じくらいの年月を掛けて、じりじりとケントも成長してきたのか、していないのか!前巻で葉月との破局やら、隆生先生の逝去やら、おおきな動きがありましたが、ついにここまで。やっと道成寺のお舞台の幕が開く。お面の初出だって、一体いつだったか? だが、あのお面を使えるまでにケントもなったってことで。どのような舞台を見せてくれるのでしょうか。楽屋に隆生先生が交じっているのがご愛敬。
読了日:10月15日 著者:成田 美名子
花よりも花の如く 22 (花とゆめコミックス)の感想
いい加減、話が間延びしていたのと、ケントの優柔不断にウンザリしていたので、この巻読むのを飛ばしていた。23巻と会わせて入手したら、隆生先生が!理想的な人生の終いではあるけれど、そりゃ、ケントはショックを受けて当然。話は前後するが、葉月との破局もそりゃ当然。だけど、ずっとはっきりしなかったのは葉月も同じだったんじゃ?と思わないでもない。なにしろ、年1冊の刊行なので、この2人がいつから恋仲だったのかも、ハテ。記憶が・・・・・?
読了日:10月15日 著者:成田 美名子
ヴィンランド・サガ(28) (アフタヌーンKC)の感想
新大陸の先住民の間にいきなり出現した黒死病(ペスト)おそらく、トルフィンの船から集落に入りこんだネズミが持ち込んだのだろう。歴史上の史実とはいえ、辛い現実だ。戦闘に明け暮れた少年の時代を経て、償いを決意したトルフィンの航路の到着地点で、この現実に直面するのは辛い。また、トルフィンが絶対に望まなかったとはいえ、鉄の武器が大陸の先住民にもたらされ、持ち込んだ当人は因果方法の目に遭う。これからどうなるのか、そしてトルフィンはどうするのか。
読了日:10月13日 著者:幸村 誠
新大陸の先住民の間にいきなり出現した黒死病(ペスト)おそらく、トルフィンの船から集落に入りこんだネズミが持ち込んだのだろう。歴史上の史実とはいえ、辛い現実だ。戦闘に明け暮れた少年の時代を経て、償いを決意したトルフィンの航路の到着地点で、この現実に直面するのは辛い。また、トルフィンが絶対に望まなかったとはいえ、鉄の武器が大陸の先住民にもたらされ、持ち込んだ当人は因果方法の目に遭う。これからどうなるのか、そしてトルフィンはどうするのか。
読了日:10月13日 著者:幸村 誠
ヴィンランド・サガ(27) (アフタヌーンKC)の感想
ネズミって伏線だったのか!フィンランドを出港するときからちょろちょろしていた彼ら。新大陸と旧大陸の出会いでもたらされたものは、新しい食物と伝染病。これらはコロンブス以降の話だと思っていたけど、当然人と物が交われば起こる話。友好したい者と、自分の身を守りたいもの。トルフィンの選ぶ手段はつねに「最初の手段」出港する前にもっと参加者を厳選したほうがよかったのかも・・・・
読了日:10月13日 著者:幸村 誠
ネズミって伏線だったのか!フィンランドを出港するときからちょろちょろしていた彼ら。新大陸と旧大陸の出会いでもたらされたものは、新しい食物と伝染病。これらはコロンブス以降の話だと思っていたけど、当然人と物が交われば起こる話。友好したい者と、自分の身を守りたいもの。トルフィンの選ぶ手段はつねに「最初の手段」出港する前にもっと参加者を厳選したほうがよかったのかも・・・・
読了日:10月13日 著者:幸村 誠
ヴィンランド・サガ(26) (アフタヌーンKC)の感想
現地先住民との交流は続くが、先見の力を持つシャーマンは不吉な予感を手放せない。秘術を使って観た未来は、自然破壊、戦争、伝染病、先住民の衰退・・・・一方トルフィン達は初めての麦の収穫を迎え、ヒルドの設計した脱穀機が、仲間達の度肝を抜く。そして、村で初めて収穫した小麦で焼いたパンを手にして感無量なトルフィンに、ついにヒルドは赦しを与えた。
読了日:10月06日 著者:幸村 誠
ヴィンランド・サガ(25) (アフタヌーンKC)の感想
アレコレあって、ギョロもヴィンランド行きに追加。あれこれあって、ついに彼の地(現カナダ沿岸)に到達。ヒルダさん頭良いったって、天動説にひとり辿り付いているとはね。先住民との争いを避けて広い手つかずの土地を求めてさらにカナダ沿岸を南下。どうやらサン・ピエール・ミクロン島と本土の間を抜けて、日本人にもおなじみのかの島に到達。そして、先住民(ネイティブ・アメリカン)との出会いが。
読了日:10月06日 著者:幸村 誠
ヴィンランド・サガ(24) (アフタヌーンKC)の感想
故郷で、ヴィンランドへの移住の準備にかかるトルフィン。新しい土地に決して鉄の武器を持ち込むまいと考えるトルフィンと、武器を手放すことができない男達。そして鉄剣はひそかに持ち込まれる。あの戦争が大好きな大男にそっくりな奴隷、しかも「男の娘」だ。いろいろとブチ込んでくるなあ(笑)。そして、民会で移住団への参加を呼びかけ、だんだん準備が整ってくる。そしてあのシグやんがえらくカラっとした良い漢になって子連れで帰還。
読了日:10月06日 著者:幸村 誠
囀る鳥は羽ばたかない 9 (H&C Comics)の感想
気持ちが沿わないまま、ひたすら矢代の体をむさぼる百目鬼。お前はいったい、どうなりたいんだ〜〜〜!矢代は矢代でどうにも投げやりな感じだし。目も悪くなってるし、もう、いいかげんいろいろなものを投げてしまっていそうで、幸せな終わり方が想像できない。これからどうなっていくことやら。目が離せません。
読了日:10月06日 著者:ヨネダコウ
読書メーター
0 件のコメント:
コメントを投稿