「 マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion〔完全版〕」
「マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕」
著 者 冲方 丁
出 版 ハヤカワ文庫 2010年10月
彼を、世界(?)四大殺し屋に数えてあげるべきかでは、意見の分かれるところ。グレイマンほどの、どんな危機も何とか乗り越える驚異の戦闘能力があるわけではなく、ヴィクターの偏執狂的周到さがあるわけでもなく、ケラーさんの訳のわからん破壊力があるわけでもない。どことなく普通の人っぽいんだよな、ヘンドリクスは。
読み友さんの分類によれば、ケラーのほんわか系ではなく、ヴィクターのクールストイック系でもなく、グレイマンのお人好し系とのこと。お人好しに関しても、グレイマンほど底が抜けてない。もう少しがんばりましょう的な愛されキャラ?