翻訳小説をココロから愛しているだけだ
翻訳家の仕事を心底敬愛しているだけだ
大好きな作品をテキトーに訳されているのを見つけちゃっただけなんだよ〜〜〜!と叫んでみる。
そんなやさぐれた心に一服の清涼剤を
東江一紀さんのだじゃれwww
ああ癒やされる。
一冊終えるごとに3,4冊抱え込むって、それ、ワタシの積読と同じ(笑)
とりあえず、出てきた書名やら人名をメモメモ。
★『ストーン・シティ』東江さんの翻訳作品、新潮文庫・・・・・1993年刊。絶版。マケプレ頼み。→ポチっとな。でも、古書では印税の足しにならないので、本当は新本を買いたい。私が出来るだけ新本を買う理由の一つ。
★ 伏見威蕃さん 翻訳者 最近ではもちろんグレイマン・シリーズ♪・・・・・Wikiで調べてみて、はじめて「いわん」さんだと知った。不覚。クライブ・カッスラーとか、トム・クランシーとかの他に、ビジネス系、政治系ノンフィクションや指南本も沢山訳していらっしゃる。
★マッド・スカダー訳者。もちろん翻訳家の田口俊樹さん。スカダーシリーズは鋭意積読中だ。
★『ヴァーディカル・ラン』、邦題は『垂直の戦場』徳間書店 (1996/9)東江さんの翻訳作品。ちなみにハードカバーのみ(笑)。そして絶版。ああ勿体ない。
・・・・私、このエッセイ読み終わるまでに何冊ポチるだろうか?
★大先輩の高橋泰邦さん (1925年生-2015年没)、ホーンブロワー、ボライソー、オーブリー&マチェリンなどの海洋冒険小説を訳出したその道の大家。そういえば、ダグラス・リーマン(アレグザンダー・ケントの別名義)を翻訳している大森(高永)洋子さんや高津幸枝さん、高沢次郎さんは、お弟子さん。「高」の一字を師匠から頂いているのね。
そういえば、ふと思ったのだけど、職業翻訳家って、工芸作家と似ているよな。たとえば文学作品を書くのがファイン・アートなら、翻訳は工芸品。あくまでも出過ぎず、規範にのっとり、実用的でなければならぬ。しかしそこには確かに技があって、その技倆によって翻訳家さんによっては作品がリアルアートたる文芸作品になりうる。であるからこそ、原著の劣化版みたいな作品は御免被りたいわけで。。。。
昔、十代の学生の頃、いや、その前の小学生の頃だな。絵を描くのが大好きだったけど、自分にはファイン・アートをやる才能は無い、とはっきり自覚できていた。だから、実用の美である工芸に心惹かれたんだよなあ。今、翻訳小説に心惹かれるのも似たような心境かもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿