著 者 鈴峯紅也
出 版 徳間書店 2026年9月
文 庫 512ページ
初 読 2026年9月27日
ISBN-10 4198951535
ISBN-13 978-4198951535
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/138149199
2年ぶりの、公安Jシリーズ新刊。いささか記憶が怪しくなってきていて、古い登場人物が思い出せない・・・。人物録を作っておけばよかったか。
ハルコビルの住民のゴルダってだれだったっけ?
みぃちゃんとか誰よ!?とか思ったんだけど、あ、これ、忘れてるんじゃなくて、追いかけていないKシリーズとかQシリーズのエピソードが交じってるのか、と気がついた。うーんんん。読むべきか?Qは何冊か積んでるんだけどなあ。だけど新刊1冊よむごとに、未読が10冊づつくらい増えるっていうのは、老い先考えるとどうなんだ?とかなんとか・・・・・
で、さて。
今回のタイトルは「インビジブル・ウェポン」とのことで、見えない兵器? これは暗殺者のことか、それともウイルス兵器か・・・・と予想をつけて読み始める。まあ、ネタバレだけど両方でしたね!ふふふ。
しかしこの話、面白かったのか?一気読みはしたけど、なんか不完全燃焼感がある。
こういう話は、ラストのカタルシスまでガマンにガマンを重ねて読むので、そのカタルシスが不発に終わるとどうもね。というのも、ラストに「語り」で種明かししちゃうとか、敵が一人語りしちゃうとか、最後の一騎打ちが、どうにも時代劇がかってるとか。
この際だから、興醒めポイントを書いてしまうゾ。
帝都ホテル(帝国ホテル)の超一流の料理人が、いくら子供好きがするピクニックバスケットをたのまれたからといって、90歳超の高齢者が一緒に食べるのが分かってるのに、「厚切りハムのバケットサンド」は作らんだろう? せめて耳なし食パンの一口サンドくらいにしておけ?ないない。
海外A&Aの必需品であるSVRやらGRUやらFSBを大盤振る舞いの割には、作戦がショボい気がする。わざわざ人口の多い日本に持ち込んでウイルス開発をやるデメリットがメリットを陵駕しそうだし、死体遺棄の方法が大げさかつ不確実性が高い。備長炭・・・山の中で備長炭・・・ちょっと風向き変わったら山火事起こすのでは? ええと、純也がなんか言ってなかったっけ。牽強付会。にすぎる。でもまあ、KシリーズとQシリーズは読んでみようかな、と。

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