著 者 グレッグ・ルッカ
翻訳者 古沢 嘉通
出 版 講談社 (2000/11/15)
初 読 2019/03/29
今回も痛い痛い、いたぁぁぁい!
前作は心が痛そうだったが、今作はとにかく肉体的に痛い。作者のドSぶりが光っている。
エリカの言葉使いはもう少し何とかならなかったものか?前作では気にならなかった翻訳も、ん?と思うところあり。でも読み易さにはさほどの影響はなし。今回もぐんぐん読ませてくれる。国防総省の諜報用裏資金“スーパーブラックマネー”を原資に、SAS上がりの傭兵を抱き込んで、壮大な夫婦喧嘩がマンハッタンで勃発。
父親も母親も大概だが、ロバートがスマートでプロフェッショナルなのがわたし好みだ。頑固なところも良し。
それにしても、アティカス、グダグダなくせに女にモテすぎだ。ダメな奴だから愛されるのか?女だけでなく、男にもモテてるしなあ。まだまだ発展途上なところが良いのだろうか。ところで、ときどきブリジットがレヴィと被るんだけど、わたしのイメージ力が貧困なんだろーか。。。