著 者 須王 あや
出 版 KADOKAWA 2019年2月
単行本 400ページ
初 読 2024年5月20日
ISBN-10 4041076951
ISBN-13 978-4041076958
読書メーター
先日読んだ『五歳で竜の王弟殿下の・・・』の須王あやさんの商業デビュー作・・・だろうか?
全編、海賊王子のカイが、ひたすらに初恋の相手で、幼馴染みのイシュルを口説いている。カイはいい男だし、イシュルはただただ健気で、儚げだが、儚いだけではなく、心の強さがあるし、柔軟で折れないのが良い。とにかくしあわせになりたい人と、幸せになりたい時に最適な読書。敢えて難癖つけるとしたら、ちょっと海が凪すぎてるのでは、と思ったが、そこは風の精やら海の乙女が守護してるので、荒れようもない。海洋冒険小説好きにしてみると、ありえないほど海が穏やかだ♪
船については、帆船というよりは、帆付きのガレー船のイメージで読んだ。
あと、砂漠の国の皇子様のイシュルの肌が白いので、とっても日焼けが心配で(笑)。日除けのベールとか被せてあげたくなります。
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