2023年5月1日月曜日

2023年4月の読書メーター

あれ? 
今気づいたんだけど、2月、3月と、ブログにまとめをアップしていないね。忘れるほど忙しかったか。ううむそうかもしれない。

4月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:2509
ナイス数:623

警視の慟哭 (講談社文庫)警視の慟哭 (講談社文庫)感想
『警視の謀略』から3年待って待望の続刊。前巻ラストが「待て!次回」状態だったので、待つのが辛かったわ。内容はさらに3作前の『警視の挑戦』の未解決部分から引っ張っているので、関係者が大量な上、すでに人間関係がおぼろげになっていたのでやむを得ず人物リストを作成。巻頭の登場人物紹介じゃあ、足りない(笑)。シリーズが進むごとに登場人物が増えて、群像劇になっているのと、ジェマとキンケイドがそれぞれの事件にあたるスタイルなので、かなり細かくシーンを割っているのが読んでいてちょっと忙しなかったかな。
読了日:04月26日 著者:デボラ・クロンビー

ボレロ <矢代俊一シリーズ19>ボレロ <矢代俊一シリーズ19>感想
『毒を喰らわば皿まで企画』その19。俊一と父の父子コンサートの一部始終。実は、ものすごく楽しみにしていたこの巻『ボレロ』。だがしかし、期待値を上げすぎて敗北。正直なところ、いや、この巻はさ、たぶん最初から最後までコンサートだろうから、俊一の二股グダグダもあまりないだろうし、人格崩壊した透の出番もあまりないだろうし、音楽シーンだけなら結構読めるのが薫さんだから、久しぶりにいいもん読めるのではないかと、ほのかに(いや大いに)期待していたわけだ。だがしかし。
読了日:04月20日 著者:栗本薫

ホテル・メッツァペウラへようこそ 3巻 (ハルタコミックス)ホテル・メッツァペウラへようこそ 3巻 (ハルタコミックス)感想
背中に刺青をしょった訳あり日本人青年が、フィンランドの田舎町のホテルに住み込み修行を始めて3巻目。彼を見守る周囲の人々が少しずつ増えてくる。『北北西』もそうだけど、雑誌『ハルタ』の定番っぽい話ではあるよな。でも、暖炉の火のようにほのぼのと暖かいのは悪くない。今回はクリスマス。冬のフィンランドの屋外で編み物って、ありなのか?指凍えないのか?と思ったのは私だけ?コックのクスタと師匠の若かりしころの話も織り交ぜ、さりげなくバディ物っぽいのも好き。
読了日:04月16日 著者:福田 星良

ザ・ゲームスターズ(1) (モーニング KC)ザ・ゲームスターズ(1) (モーニング KC)感想
老成した渋い男達を描いたら逸品のオノ・ナツメさん。人には言えない手段で手にした金を元手に財を築いて、NYの高級マンションに暮らすグラントと、そのマンションの守衛兼コンシェルジュのハワード。それぞれに人の心に関する特殊な能力がある。ハワードはなにやら裏社会にもつながりがありそう。深入りしたくない、といいつつ、住人のトラブルに巻き込まれに行く二人。面白くなるのはこれから。やっぱ人間、格好よく年をとらねばね〜。と自省する。
読了日:04月16日 著者:オノ・ナツメ

BADON(7) (ビッグガンガンコミックス)BADON(7) (ビッグガンガンコミックス)感想
ハートが格好よいよね〜、ステキだよね〜。冷静な外見に、決して仲間を見捨てない熱いハートが内側にいる。ヤッカラから密航してきたギャング団の下っ端ティーンエイジャーのダニオ、それに情が動いたジャコモ、ハートの判断を穏やかに受け入れるプリミエラの面々。そして名前を忘れちゃったハチクマのオーナーの彼女。みんなしっかりと自分の足で立って、自分の頭で考えて、当たり前のように人を助ける。そんな当たり前で当たり前じゃあない優しさが今回も素敵だ。ハートの過去がいよいよ気になる。
読了日:04月09日 著者:オノ・ナツメ

幼女戦記 (27) (角川コミックス・エース)幼女戦記 (27) (角川コミックス・エース)感想
『吟遊詩人』撃墜の余波が津波のように、帝国軍各方面を揺るがす。一方のデグさんは、ロシア・・・じゃなくて、ルーシー連邦首都モスコーで暴虐の限りを尽くす。今回は副官ヴィーシャとのけしからんばかりの友情が眼福・・・・ってか、少女二人なら美しいが中身がおっさん・・・・なのは、もう忘れるとするか。
読了日:04月09日 著者:東條 チカ



ドント・ストップ・ザ・ダンス (講談社文庫)ドント・ストップ・ザ・ダンス (講談社文庫)感想
恐ろしく多忙でストレスフルだった2月からこっち、なんとか1ヶ月以上をかけて園長探偵ハナちゃんの最終話を読み切る。1日数ページという恐るべきスピードで。これで練ちゃんに繋がるシリーズは読み切ってしまった。あとはもはやネットでも読むことの叶わない『海は灰色』の刊行を願うばかりです。今年は柴田よしき氏の刊行ラッシュらしい。そのうちの一冊であることを切実に願っています。さて、感想だけど、ハナちゃんの優しさとタフネスに本当に癒される。事件はもっと殺伐とするかと思いきや、
読了日:04月07日 著者:柴田 よしき

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