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2025年11月11日火曜日
ウイスキー04 ジャックダニエル・テネシーハニー
2025年11月10日月曜日
ウイスキー03 ノッカンドゥー シングルモルト 12年
2025年11月9日日曜日
ウイスキー02 ブッシュミルズ シングルモルト 15年 バーボンカスク
本を読んでいると、主人公たちがウイスキーを飲んでいるシーンによく出くわす。そんなとき、自分もグラスをちびちびとやりながら、本を読みたい、と思うものだ。
ウイスキー01 厚岸ウイスキー 花ぐわし
私如きのニワカが口にするのはあまりにも勿体ない、贅沢な「厚岸ウイスキー」
ど、最初の一啜りで、アルコールの刺激でくわ〜!となった。アルコール臭しか感じられない。
0570 ウイスキーを趣味にする〜人気YouTuberが教えるウイスキーの楽しみ方
著 者 CROSSROAD LAB
出 版 マイナビ出版 2021年12月
文 庫 160ページ
初 読 2025年11月09日
ISBN-10 4839978166
ISBN-13 978-4839978167
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/131374881
2025年10月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2391
ナイス数:480
暗殺者の回想 下 (ハヤカワ文庫NV)の感想「おれはあんたのシックスでいたいんだ」これはプロポーズか?こんなことを言われちゃあ、このでっかい子犬を手放せないよなあ、ザック。アフガニスタンに散ったジェントリーの初恋。ところで12年前のこの事件、結果として「汚い爆弾」を載せた3機は撃墜、4機目も米軍の小部隊以外への被害はなかったのに、プリヤも、一般市民もが知っているほどの大事件になったのかな?とはちょっと思ったんだよね。ジェントリーは相変わらずのクリフハンガーで、ちょっと体力と運任せすぎはしないか?と思わんでもないけど、面白いからまあいいか、と。
読了日:10月31日 著者:マーク・グリーニー
軍人婿さんと大根嫁さん 7 (芳文社コミックス/FUZコミックス)の感想発売日を待てなくて、先行配信してたシーモアで読んでしまった!楽しさより切なさが増した7巻でした。婿さんの大陸での任務が明かされる。好きではなくなった海。親友を失い、戦後の戦場の始末をした誉さん。切ないナア。
読了日:10月30日 著者:コマkoma
『ババヤガの夜』日本人初受賞 世界最高峰のミステリー文学賞 英国推理作家協会賞(ダガー賞) (河出文庫 お 46-1)の感想ダガー賞受賞の帯に引かれて読む。ヤクザ物のバイオレンス。あまり深くはない。ちょっとした叙述トリック。最初の違和感はちゃんと帳尻があう。だが失礼ながら、ダガー賞?よほど翻訳が上手かったんだろうか、それとも最近欧米で大はやりと聞く日本っぽさ(ヤクザ)が目を惹いたのか、とちょっと意地悪い感想も抱いた。なにしろあっという間に読めるので、血生臭いのが大丈夫ならちょっと隙間時間に読んで見てもよいのでは。ラストはちょっとファンタジーっぽすぎるかなあ。全編血生臭さと腐臭ただようが、その実メルヘンだと思った。
読了日:10月19日 著者:王谷 晶
竜の医師団4 (創元推理文庫)の感想4巻は一気に事態が動く。イズルに降り立ったいつもの面々、竜医療最先端の地は、しかし苛烈な血統主義に支配される国家だった。そして、密かに蔓延りつつある優生思想。自分の出生についての暗い思いから、それに揺さぶられるリョウと、カラカラと笑い飛ばしながら蹴散らかす〈赤の人〉ニーナ氏(女性だということを、読んでてしょっちゅう忘れる)。優生思想についてはだいぶデフォルメされているかな、と思ったけど、医療者の熱い思いは存分に伝わった!
読了日:10月17日 著者:庵野 ゆき
竜の医師団3 (創元推理文庫)の感想カランバスの上空に新たな竜が現れた!が2巻のラスト。しかし若い竜はディドウスの巣に孵化直前の卵を置いて遁走、なんと最長老の古竜ディドウスおじいちゃんは捨て子ならぬ托卵の仔竜の子育てをすることに!この仔竜に先天性の障害があり、竜の医師団は右往左往(笑) 。なんと言っても仔竜のチューダが可愛い。今回の医療テーマは先天性関節脱臼と◯◯◯。仔竜の治療法の開拓のために、リョウの移植された竜の目をダシに、ニーナ氏ともどもイズルに入国することが認められ、次巻へGO!
読了日:10月11日 著者:庵野 ゆき
ダンシング・ゼネレーションsenior 1 (マーガレットコミックス)の感想奥手でお堅い50代が社交ダンスに乗り出すって、なかなかきっかけが難しそうだが、こういう流れか。半強制でキラキラ(ぎらぎら?)な世界に飛び込むやり手女性誌編集者エリカさん。夫は定年退職済み、絵に描いたような濡れ落ち葉? にしてもエリカさん53歳にしちゃ老け顔すぎんか?表現するのも難しいお年頃よね。ほうれい線描くといっきにババア化しちゃうし。でも今時の50代ってもっと若くみえるような気がする。ってところに違和感アリアリでいまいち乗り切れなかった1巻目だが、タンゴのリズムに乗って疾走していってほしい。
読了日:10月08日 著者:槇村 さとる
フェア・チャンス (モノクローム・ロマンス文庫)の感想再々読。タッカー失踪で崩れそうなところを、耐えきるエリオットが強い。そのエリオットを守りきらんとするタッカーも男前。スカルプターはどうなる?これで完結なのか? FBIに管理官として復帰したエリオットと、バリバリ仕事する格好いいエリオットに相好を崩すタッカーを見てみたい、と欲を搔き立てられる終わり方。何回読んでも良いものは良いなあ。今回、プライベートで負担過多な折、隙間時間にストレスフリーな読書を求めてか、他の積ん読本を差し置いてついついシリーズ読了。ジョシュ・ラニヨンの新刊が読みたい。
読了日:10月07日 著者:ジョシュ・ラニヨン
読書メーター
2025年11月8日土曜日
0569 アリアドネの声
著 者 井上 真偽
出 版 幻冬社 2023年6月
単行本 304ページ
初 読 2025年11月5日
ISBN-10 4344041275
ISBN-13 978-4344041271
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/131345317
最後まで読めば、納得の面白さです。読んでいる途中で感じた様々な引っ掛かりはおおむね伏線として最後にきちんと回収される。むしろ、結末を導くための作りこみがすごい。(むしろ過ぎている。)
なお、以下のレビューはネタバレを含むので、未読の方は読んではならぬ。
特殊な状況下で特殊な対象者(被災者)をドローンで救助する、という極めて特殊な状況を作り出すために、状況設定を作りすぎていて、現実味が薄くなった。具体的には、地下に広がる実験都市、ドローンだけが使用する搬送路、居合わせたドローン技術者、大規模災害発生なのに、要救助者はたったひとりの重度障害者・・・・・という舞台設定が、読んでいる私にリアリティがあるものとして感じられなかったのはちょっと残念だった。だけど、比較的行間が広くて薄め(軽め)の本でさらさらと読めるので、引っ掛かりはあれど、読むのは苦痛ではなかった。
ただ、若い作者であろうからか、言葉の選択が軽いなあとは思った。たとえば、墜落したドローンに対して「冥福をいのりつつ」は、かなり引っかかった。大規模災害の状況として、死傷者が多数でていて、冥福をいのらなければならない悲惨な被害者が実際にいると思われる状況で、電池切れで動けなくなったドローンに「冥福をいのる」という言葉を用いるのは思慮がたりないし、軽率だ。その軽さがあだになって、ストーリーへの没入をやや妨げられた。
主人公やその友人も、悲劇が盛り盛りで、「悲しみ」や「鬱屈」が飽和している。
こういう「過去の哀しみ」を背負った草食系男子っぽい主人公って、きっちり類型にはまっていて、最近では少々食傷ぎみだ。主人公の気持ちに感情移入できれば、ふつうの男の子が思わぬ重荷を背負って、それでも地道に一生懸命生きている、という状況も共感が高まるんだけど、言葉の使い方に微妙な違和感があると、その都度「違和感を感じている現実の自分」に返ってしまうので、感情移入を妨げられる。しかしこれは著者と、読者としての私とのジェネレーションギャップも影響しているので、必ずしも作品のせいではない。著者と同年代の読者で、難なく没入できる人もたくさんいるはずで、その人にとっては、ものすごい作品だときちんと感じられるはずだ。
特殊な状況を演出するための舞台装置については、若干の違和感を感じる。
例えば、住民や来訪者にまですべてIDが発行され、位置情報が管理される都市が、現代でありうるのか。 個人のプライバシーの観点から、たぶんそこまでの管理体制は許容されないのではないかな。
途中、地下 5 階から 4 階に上がったところで、彼女は空気マスクを外すのだが、彼女はどうやって二酸化炭素濃度が安全域であると知ったのか。
さらに気になったのが、WANOKUNIはどこにあるのか。
まず「県」であること。主人公と所属する小さなスタートアップ企業が密接に参画できてい
ることドローン講習に参加した消防士が人事異動しているくらいだがら、東京からあまり離れてはいなさそうだ。しかも、地下鉄が稼働している。県知事の力が強く、市長が腰ぎんちゃく呼ばわりされているくらいだから、政令指定都市ではないような気がするんだけど、どうだろう?
現在、地下鉄がある日本の都市は札幌市、仙台市、東京23区、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、福岡市らしい。
そんなことを考えたのは、そもそも地下 5 階に地下鉄駅を作る必然性がないからだ。地下鉄路線が入り組んでいて後発の路線が大深度にならざるを得ない東京だって、都営大江戸線が地下 5 階の深さになっているところは少ない。一番深いのが六本木駅の地下 42メートル、新宿駅が36.6メートルだそうで、例えば新宿駅のJRの線路のレベルを地上2階だとすると、JR改札フロア地上1階、丸の内線改札フロアB1、大江戸線へのアプローチの地下道フロアB2、大江戸線改札フロアB3、大江戸線プラットホームフロアでB4。
WANOKUNIが地方都市であるとしたら、ここまで深く地下鉄を掘る必然性がまるでない。例えば、近くの鉄道駅からWANOKUNI線として支線を引き、WANOKUNIに入る手前で地下に入る、という設定もありだが、それならせいぜい地下1階か2階だろう。まあ、べつに鉄オタではないし、ここでリアリティにこだわる必要はないのかもしれないが、地下鉄駅を地下 2 階か 3 階に設定し、地下鉄駅から地上への避難誘導路は完備されていて、なんらかの事情で最下層に取り残された被災者を地下鉄駅まで誘導する、とかの設定だったらもっと気分的に盛り上がったのに、とちょっと(ごく個人的には)残念だったりする。
海で死んだ兄の「無理と思ったらそこが限界」という言葉の意味が、主人公の中で鮮やかに裏返ることとか、最後に現れる真相なんかは、ものすごく良い。だから、最後まで読めば、読後感はすごく良い。著者は良くここまで考えたな!と純粋に感心できる。
だけど、一方で、最後の反転に結びつけるために、あれこれ細部を作りすぎだとも感じてしまう。
ドローンのカメラが壊れたこと、熱分布マップを利用できたこと、被災者が「声が出せない」という設定。これらはすべて作中では「偶然」の産物で、数々の偶然の積み重ねで結末にたどり着いた・・・・・と思えれば、作品として成功。しかし、ああ、この結論作るためのこの設定だったのね、と読者に思われたら失敗。
そういう意味では、この作品、どうなんだろう。私的には、やや、もやもやする。単純に、だまされた!面白かった!ってなり切れないのは、たぶん私がひねくれているからなんだろうけど。
でも、まあ、いろいろケチはつけることはできたとしても、間違いなく面白い作品だった。
2025年10月31日金曜日
0567〜8 暗殺者の回想 上・下 (ハヤカワ文庫NV)
原 題 「SIERRA SIX」2021年
著 者 マーク・グリーニー
翻訳者 伏見 威蕃
出 版 早川書房 2022年10月
文 庫 上巻:464ページ/下巻:448ページ
初 読 2025年10月31日
ISBN-10 上巻:4150415005/下巻:4150415013
ISBN-13 上巻:978-4150415006/下巻: 978-4150415013
2025年10月19日日曜日
0566 ババヤガの夜 英国推理作家協会賞(ダガー賞)
著 者 王谷 晶
出 版 河出書房新社 2023年5月
文 庫 208ページ
初 読 2025年10月19日
ISBN-10 4309419658
ISBN-13 978-4309419657
読書メーター
2025年10月18日土曜日
0565 竜の医師団4 (創元推理文庫)
著 者 庵野 ゆき
出 版 東京創元社 2025年3月
文 庫 352ページ
初 読 2025年10月17日
ISBN-10 4488524133
ISBN-13 978-4488524135
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/130985144
2025年10月13日月曜日
0564 竜の医師団3 (創元推理文庫)
著 者 庵野 ゆき
出 版 東京創元社 2025年3月
文 庫 336ページ
初 読 2025年10月11日
ISBN-10 4488524109
ISBN-13 978-4488524104
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/130868542
介護日記的な・・・その27一応の最終回 家の片付け
母がグループホームに入居して、主(母)が留守になった家で私がしたかったこと。それは大掃除。
介護日記的な・・・その26 同居見守り開始から母GH入居までの記録
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| 母のGHの部屋に飾るために仕立てた造花の花籠です |
6月末 母の認知症の進行を感じる。これまでの、朝夕の決まった時間に冷蔵庫からご飯と惣菜を取り出して食べる、ということが出来なくなって、体重も落ち始めた。
介護日記16 https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2025/06/blog-post_29.html
デイサービスからは、認知症高齢者GHを勧められる。私自身も、選択肢の一つとは思っていた。施設入居するまでの間、介護休暇を取っての同居介護することを念頭に、職場で根回しを始める。
7月初旬 デイサービスと同じ法人さんが運営するグループホームを2カ所見学する。正直、施設内が片付いていないとか、壁の飾り物が雑然としている、とかに目が行き、第一印象はパッとしなかった。しかし、施設長の言葉は的確で、「きちんとケアしてもらえる」という感じを受けた。このGHに入所の申し込みをするが、その時点で、「いつ入れる」かは不明だった。数人待機している状況とのこと。この時点では、毎週末の金〜土の泊まりと、火曜日の日帰り介護を継続。
レンジがついに昇天。
母が使えそうな、単機能レンジ(あたためスタートボタンが壊れたレンジと同じ場所にあるもの!)を購入。母はかなり覚束なかったがなんとか使えるようになった。
介護日記17 https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2025/07/blog-post.html
これまで担当してくれていたケアマネさんが、体調不良で退職し、介護事業所を変更しなければならなくなる。ケアプランの見直しを迫られているなかで、結構な痛手。
7月21日 介護日記18 https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2025/07/blog-post_21.html
7月22日(祝/代休) 実家近くの中学時代からの友人と食事。友人もお母様と2人暮らしで介護をしており、介護情報の共有とか、お互いの介護のアレコレを語り合う。この人間関係にかなり助けられる。
7月25日(金/深夜) 実家の粗大ゴミ出し。壊れたレンジを出すついでに、納戸と化した部屋に溜まっていた壊れたテレビ台やら扇風機やら、コミック用の本棚やら、使っていないインクジェットプリンターやら。母が寝た後の実家に仕事が終わってからそ〜〜〜〜〜っと入り込み、母が寝ている間にそ〜〜〜〜っとまるでドロボウのように、密やかに搬出して、粗大ゴミ指定場所に運ぶ。
介護日記20 https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2025/07/blog-post_27.html
7月29〜30日 母をショートステイ(1回目)に送り出すため、仕事を休んで前日夜から母宅へ。
7月末 職場に8月から介護休暇を取得する旨、正式に申請。(不在中フォローすることになるであろう係のメンバーに感謝)
8月8日 実質的に介護休暇突入。(最初は夏休から)。前日7日の夜に母宅に来たところ「焦げ臭い」案件が発生していた。
介護日記21 https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2025/08/blog-post.html
ボヤを出す前でよかった。ぎりぎりのタイミングで同居介護に踏み切ることができたことに感謝する。
だがしかし、母不在の日中、あまりの静かさに、いっとき鬱る。
介護日記22 https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2025/08/blog-post_14.html
8月11〜12日 ショートステイ(2回目) 12日は職場に出勤。
8月14日(木) 新しい介護事業所のケアマネさんと初回面談。契約。
8月15日(金) 母の咳がだんだん悪化し、看過できなくなったので、内科に通院。誤嚥なども案じたが、結果は上気管支炎。朝昼夕眠前の処方。薬をこれまでの薬袋管理から、お薬ボックス式に変更。
8月16日(土) 精神科(認知症外来)通院同行。GH入所方向であることを伝える。
8月18日(月)ごろ 申し込みをしていたGHが、デイケアで本人面接。入所可の判断となり、9月中の入所の目処が提示される。
8月23日(土) 内科で咳の再診と、入所に向けた健康診断。
8月26〜27日 ショートステイ(3回目) 27日は母から手が離せるので、職場に出勤。打ち合わせなどをこなす。
8月30日(土) 健康診断書と診療情報提供書を内科で受領
9月1日(月) GHの入居予定の部屋の見学、ホーム長との打ち合わせ、持ち込むものの確認など。
介護日記25 https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2025/09/blog-post.html
9月2日(火) 終日在宅勤務で、研修受講
9月3日(水) 日帰りで自宅に帰る。家事やら、家の手入れやら。
9月4日(木) 団地で高齢化/孤独死対策に取り組む母の友人の旦那様が来訪。我が家の介護/見守りについて情報提供する。(見守りカメラや家族の関わり方など)
9月5日(金)頃 精神科に、GH入所が本決まりになったことを電話連絡。次回受診のときに診療情報提供書の発行を依頼する。
9月6日(土) 母を美容院に連れて行って、ヘアカットしてもらう。その帰りに、メガネ屋に寄って、メガネの調整をしてもらう。
9月8日(月) 自分の内科通院
9月9〜20日 この間、母のGHに持ち込む家具、寝具、衣類、日用品の調達。寝具については、マットレスやマットレスパッドをどうするか、など相当に悩む。
室内に造花を持ち込むつもりで、造花の花の種類などについても、かなり悩んだ。
マットレスは購入せず、パラマウントのベッドパッドを購入。シーツは家にあるものを使えないかと思ったが、想像以上に古く、これもパラマウントで介護ベッド用のボックスシーツを購入。羽根枕は昭和西川のネットショップで購入。居室に持ち込むタンス、一人用テーブルなどは、母宅に置いてある飛騨産業の穂高シリーズや、昔、購入したことのある越後民芸家具のタンス(比較的軽くて、扱い安い)などを、メルカリで探して購入。
9月11〜12日 ショートステイ(4回目)。これまでで一番上手くいった。母は落ち着いて工作などにも参加して、終始楽しく過ごせたよう。
GHと相談し、9月26日(金)を入所日に決める。
9月13日(土) 精神科(認知症外来)受診。診療情報提供書を受領。3年間お世話になった先生にご挨拶。
9月17日(水) ケアマネさん来訪。月1回のモニタリング。
とにかく、睡眠ペースを守り、昼夜逆転に注意して、体調・生活面を整える。
9月18日(木) メルカリで購入した家具類が納品。清掃、部分的に修理、ワックス掛けなど施したのち、母に見つからないように、カバーを掛けて隠す。
9月19日(金) アートセッティングデリバリーが、家具と用意の生活用品などの荷物を搬出。
9月23日(祝) GHに部屋のセットアップ・片付け、最後の打ち合わせに出向く。
9月22〜23日 母、ショートステイ(5回目・ラスト) 前回のショートが良かったので期待していたが、ショートステイでは入眠させることができず、完全に昼夜逆転して23日夕方に母が帰宅。ものすごくがっかり_| ̄|○
なにしてくれてんの!とショートステイにはかなり腹がたった。ギンギンで夜を朝だと思っている母をなだめすかして、なんとか夜9時半には入眠させ、朝まで熟睡してくれた。なんとか昼夜逆転をリカバリ。もの凄く疲れた。
9月24日(水) デイケアの連絡帳で、ショートステイの処遇を愚痴る。
9月25日(木) デイケア最終利用日
9月26日(金) 14時にGHホーム長さんが、施設の車でお迎えにきてくれる。午前中に、「お泊まりもできる高齢者の集会所みたいな所」にお部屋を見に行く、と母に説明(2回目)。夜に1人でいるのがアブナイこと、私が一緒に居られないときにお泊まりできる場所であること、家の近くであること、災害の時には、高齢で避難所ってわけにはいかないから、高齢者用のお泊まりできるところに避難するんだ、とか虚実ないまぜで母が納得できそうな線でもっともらしい話をする。
認知症の母は、聞いたそばから忘れてしまうし、前後の脈絡はもはや関係ない。おそらく多くの認知症の方に共通するのではないかと思うのだが、今・目の前のこの時に不安がないか、不満がないか、楽しいか、が目の前の状況を受け入れられるかどうかの決め手になる。
そう心得て、施設に向かう車中ではとにかく楽しい雰囲気になるように、途切れなく沢山お喋りをして、母も、送迎の職員さんもケラケラ笑わせ、高揚して楽しい気分のままGHに到着。さあ行こう、と母の気を逸らさないように、一気にお部屋まで連れて行き、母好みの家具を配置した部屋で、1人掛けの椅子に座った母に「なかなか良いお部屋よね〜」などとお話。ここはどういうところか、前述の話を再度はなして聴かせ、幸い母は、毎日通ったデイサービスとも雰囲気が似通っているからか、さほど違和感も抱かず、「わたし、ここに来るの2回目かしら?」とか言い出すので、「そう! 初めてじゃないわよね!」と母の話に乗る私。ちょうど3時のおやつの時間でデイルームに呼んでいただき、他の入所者の皆さんに紹介していただくと、入所者のおばあちゃんのお一人(もちろん認知症)、「わたくしの夫が、昨日、〇〇さんて方がいらっしゃるって、言ってたんです!」と確信を込めて仰るので、内心(おばあちゃんナイス!)と喝采を送りつつ、「そーなんです。どうぞよろしくお願いしますね〜〜〜」なんていって、母をGHに置いてきたのだった。
自惚れでなく、たぶん最善の状態で母を施設にお任せできたと思う。あとは、職員さんの専門性にお任せする。そう思って、ぐっっっっっったりと疲れて、施設を後にしたのだった。
2025年10月5日日曜日
2025年9月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1317
ナイス数:182
3月のライオン 18 (ヤングアニマルコミックス)の感想島田さんと零ちゃんの一騎打ち。島田さんがさらに好きになってしまった。この話が進んでいる途中で藤井君が彗星のごとくに登場し、零ちゃんすら現実の前に霞んでしまったような気すらしたけど、零ちゃんは零ちゃんらしく、一歩一歩成長してきた。ひなちゃんとの関係も暖かくて幸せ。様子をみてクリームシチューをリゾットに変更してくれる。そういう心遣いができる子なのが、また素敵。
読了日:09月30日 著者:羽海野 チカ
フェア・プレイ (モノクローム・ロマンス文庫)の感想一作目に続き、読まずにはいられず、2作目に突入。タッカーがよい男なんだよな〜。ちょっと固いエリオットを包み込む男前。率直でカンが良く、有能なFBI現役捜査官。何回読んでも惚れ直す。
読了日:09月29日 著者:ジョシュ・ラニヨン
フェア・ゲーム (モノクローム・ロマンス文庫)の感想3回か4回目の再読。実家訪問中にどうしてもブッシュミルズが飲みたくなり、そういえばスコッチが好きな"ミルズ”っていうキャラが居たな・・・という連想から、Kindleで再読。(ただし、ブッシュミルズはスコッチではなくアイリッシュ)。何回読んでもエリオットは面倒臭い性格なんだけど、やっぱり良い。
読了日:09月28日 著者:ジョシュ・ラニヨン
ヴィンランド・サガ(29) (アフタヌーンKC)の感想よもや29巻で最終刊になるとは思っていなくて、驚いて慌てて購読。千年の航路。その末に私たちが居るのか。「仕掛けてきたのは向こう」「家族や村(国、町)を守るため」「愛する者を守るため」仕方ない、という言葉でどれだけ思考停止に陥るのか。あまりにも現実的な問題を突きつけられた気がする。考えるのを止めてはいけない。
読了日:09月25日 著者:幸村 誠
読書メーター
2025年9月28日日曜日
2025年8月の読書メーター
9月初めに入居できる見込みが立ったので、この間母の見守り、食事の世話と並行しGHへの入居の準備を進めてきた。迷うことや一人で悩まざるを得ないことも多かった(というかそれしか無かった)。母を、母が自分で築いた家から出さなければならないことが苦しかった。母との関係をつらつらと振り返る時間でもあった。ただし、母は全部忘却済み! もはや母子間のあれこれは母からは滅却され、残ったのは一方的な私の思いでしかない。
“お一人様の老後を如何に有意義に過ごすか”とか”脳が若返る”とか、ずいぶん沢山本を読んだようだが、一方で本当の「いざというとき」について考えることからは逃げ回っていた。
審議官:隠蔽捜査9.5 (新潮文庫 こ 42-62)の感想実質的には再読。署長が空席となった大森署の一日。奥さんの冴子さんが冴える「内助」、どこか頼りない息子の邦彦、長女美紀の正義感。「仲の悪い」阿久津と平田の両参事官。しかし真骨頂はやっぱり竜崎のおべっか使い!当の竜崎は、必要なことをしただけです、と涼しい顔だけど。おべっかもつかえれば、屁理屈もこねられる。さすが頭がキレる人はひと味違う。この刊は、竜崎のいろんな面が見られてとても好きです。
読了日:08月29日 著者:今野 敏
ウォルドルフ人形の本の感想今日はここ10年以上、ずーーーっとやりたかった事をしている。子供達が赤ん坊の頃、最初のお人形として手作りしたウォルドルフ人形の修理。男の子はムスメに丸刈りにされ😂、総天然素材(ウールと綿)故に虫に食われ😅、お洋服はゴムが伸び、ボタンが取れ・・・いつかいつか、修理して髪を生やそうと、髪の毛用の手紡ぎの羊毛も入手したのが5年は前。手に入れたところで力付き、さらに放置の年月。いつやるの?今でしょ!というわけで、一念発起して、今日は朝から人形を風呂に入れている。
読了日:08月24日 著者:カーリン ニューシュツ
好きだと言って、月まで行って (モノクローム・ロマンス文庫)の感想SEXの描写はさすがのM/Mだと思った次第。だけど、とにかく主人公2人が繊細で優しく、思いやりがある。いわゆるタフガイとは一線を画する、優しい世界の住人たち。それゆえに苦悩にもあるのだけど。オーストラリアのLGBTQを取り巻く雰囲気もちょっとわかる。雇用契約や権利—義務関係に対する意識の強さがストーリーのキモでもあるんだけど、この感覚は日本人にはちょっと理解が難しい分、よけいにモダモダと感じたかもしれない。あれだけ仲良く暮らしていても1年半、結婚に踏み切っていなかった慎重さ。すごく真っ当な恋愛だった。
読了日:08月17日 著者:N・R・ウォーカー
フラジャイル(30) (アフタヌーンKC)の感想森井君ニューヨークへ。円さんがまさかの危機。おそるべしアメリカ! でろでろに腐っちゃった検体でもできることをやり遂げる病理チーム偉い。その後の恐怖のカンファは推して知るべし。
読了日:08月16日 著者:恵 三朗
幼女戦記 (32) (角川コミックス・エース)の感想『最古参』ショーンズ再び。この巻は危なげなかったかな。ソ連・・・ではなく、あの国の変態は健在。そして、今回あまり出番のなかったメアリー・スーが不穏だ・・・・
読了日:08月16日 著者:東條 チカ
カンツォニエーレ チェーザレ番外編 (モーニング KC)の感想「お前は修道院には行かない。いずれ自分に相応しい相手を見つけ 子供を儲け 穏やかで温かい家庭を築く———」穏やかな表情で仄かな好意を寄せあった少女に語るチェーザレ。ひょっとしたら、この言葉はルクレツィアに寄せる秘めた願いであるのかも、と思ってしまった。ボルジアに生まれた以上、女は政略の駒でしかあり得ないのだけど。チェーザレ最後の自由な青春の日の思い出。アブナイ禁書が出て来たけれど、そちらは深掘りはせず、二人の仄かな恋情とともに暖炉に焼べられた。チェーザレの末の弟のホフレがかわいい。
読了日:08月16日 著者:惣領 冬実
宇宙兄弟(45) (モーニングKC)の感想次巻で完結。月の周回軌道を漂流するムッタと,地上での必死の救出作戦立案。ヒビトはソユーズの中でその時を待つ。そしてヒビトがムッタに投げた救出ネットをしっかりと掴んでさあ、最終章へ!いやあ引っ張ったね。やっと次で完結。安心して待たせていただきます。
読了日:08月16日 著者:小山 宙哉
夜を走り抜ける 2 (enigma comics)の感想あの人の愛、この人の愛。愛が錯綜しまくってるけど、主人公以外は大概大人だったのでなんとかなったか。17歳で心が死んでしまった晴生のあまりの不安定さが、周囲を巻き込んだ形。高嶋がありがちなキャラだけど、非常に良い(笑)。ここにも贋作の天才あり。しかし、ユトリロと牡蠣とシジミの組み合わせがシュールだ。街づくりのイメージがガウディってのもどうよ(笑)2巻はあちこちに笑いのツボもありつつ、収まるべきところにピースが嵌まるように収まっていくのが快感だった。兄弟愛が復活したのが良し。主人公カップルはまあ、そのままで。
読了日:08月14日 著者:湖水きよ,菅野 彰
夜を走り抜ける 1 (enigma comics)の感想主人公を中心に、不穏・不安や思惑が渦巻いている。が、ストーリーがとっても追いにくかった。断片的な書き方だからか、秘密が多いからか。キャラも見分けにくくて・・・・。何かが起こっているけど、どうもよく判らない感じが、作品と相まって、不安感を醸す。でも2巻で全部すっきりするから、安心して2巻にGO!だ。
読了日:08月14日 著者:湖水きよ,菅野 彰
コーンウォールに死す (ハーパーBOOKS)の感想ガブリエル73歳、双子は8歳。パレスチナの惨状を見れば、この作品に対する視線も若干冷ややかになるのは否めない、が。ずっと読んで来て、ガブリエルへの思い入れもひとしおなので、やっぱり新刊は嬉しい。シリーズ全体からみれば、もはや1巻全部がボーナストラックみたいなもの。とにかく、ガブリエルには幸せでいて欲しい。その一念しかない。コーンウォールで警察官になったピール元少年(笑)が登場。コーンウォールの連続殺人魔に端を発し、またも巨匠名画にからんで、巨額な脱法資金洗浄とイギリス政界の汚濁を暴く。巻末のノートは必読。
読了日:08月13日 著者:ダニエル シルヴァ
スモークブルーの雨のち晴れ 7 (フルールコミックス)の感想だんだん顔のデッサンが崩れてきているような気がする・・・・。横顔・・・・。ゲイの心情、プランBで家族の幸せを己の幸せとすること。日々の営み。そして自分の過去も含めて今の糧となることの歓び。少しずつ幸福に実体が伴ってくみたいな感じがして良い。久慈父の遺稿が教え子の未来につながると良いな。翻訳の蘊蓄もとても好き。
読了日:08月01日 著者:波真田かもめ
2025年9月8日月曜日
介護日記的な・・・その25 母の入居先が決定
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| 今日の夕ご飯 肉団子、カボチャのそぼろ煮、 きんぴらごぼう、茄子とキュウリと長芋の浅漬け |
2025年8月28日木曜日
日々雑感 ただの日記である。
| 本文とは全然関係ないけど、祇園きななのきなこかき氷は日本中で一番美味いと思う |
母の家に常駐して3週間経過した。
2025年8月24日日曜日
番外 ウォルドルフ人形の本
著 者 カーリン ニューシュツ (著), 佐々木 奈々子 (翻訳)
出 版 文化出版局 1986年10月
大型本 87ページ
初 読 2001年頃
ISBN-10 4579103378
ISBN-13 978-4579103379
読書メーター https://bookmeter.com/reviews/129864514
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| 洗って、ベランダの室外機の上で日光浴(乾燥)今日の天気は良く乾くぞ |
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| スナップを付け直し、伸びた袖口のゴムを取り替え、細かい綻びも縫い直し |
2025年8月20日水曜日
介護日記的な・・・その24 まさに日記的な。
煮物を作ったり、作ったものを保存できるよう、最低限のものを更新した。
毎日の食事はこんな感じ。
———ヨーカドーの惣菜のキュウリの漬物は良く食べるくせして、私が漬けたやつは、喰いが悪い。くそ。あとは、ぜんぶお惣菜かレトルトパウチ。
〈いつかの夕食〉
炊き込みご飯。キュウリとミョウガの浅漬け、えびとブロッコリーの塩炒め。
———あまりに食が細いので、せめていろいろな食材を食べてほしくて、ご飯を炊き込みにした。これはお茶碗に盛った分は食べてくれた。あとはそれぞれ、半分くらい残された。





























