原子力空母エイブラハム・リンカーンが横須賀に入港したのが、5月20日。入れ違いに、横須賀を母港とする空母ロナルド・レーガンが出港した。なんとなれば、横須賀に空母が接岸できる岸壁は一本しかないのだ。
そのエイブラハム・リンカーンは、これで離発艦できるのか、というくらい飛行甲板に艦載機を満載しての堂々の入港。これ、ひょっとして中国・北朝鮮への見せびらかしか?
実は、その翌日の21日、22日は横須賀の三笠公園で海軍カレーのフェスティバルが開催された。天気がよければ海軍カレーと『軍港巡り』に出向こうかと思っていたところだったのだが、リンカーンを見に来る人と、カレー祭りと、どれだけ人が集まるのかと思った瞬間に萎えて、外出を断念した。
しかし、リンカーンを一目見たい。職場の仲間に心の中で手を合わせ、平日ならば人出もそれほどではあるまい、と一日お休みをいただいた。そうしたら、当日朝のニュースで、リンカーンが出航するというではないか。リンカーンの出航予定時刻が朝10時。軍艦巡りの予約が11時。間に合わない。せめて、出航を一目見送ろうと、早めに家を出て横須賀に向かったのだ。
ヴェルニー公園の一番端から、見えるだろうか?はっきりいってにわかには、湾を挟んで反対側に何本も見えるマストのどれがリンカーンだか見当が付かない。同じくリンカーンの出航に逢わせて集まった人々が望遠カメラを向けている方向で、レーダーが回っているのがおそらくリンカーンだろうとあたりを付けて、動くのを待つこと30分以上。
予定時刻を30分ほど過ぎた10時半近く、ゆっくりと横に動いていくマスト。
そして、艦橋。だがしかし、原子力空母はデカかった。なんとなく陸上の構造物だと思い込んでいた部分まで、ずずずずっと横に動いていた(笑)。
空母は私が遠目に陸だと思っていた部分全部で出航していったのだった。
洋上のエイブラハム・リンカーン。
こちらはヘリコプター搭載型護衛艦いずも。いずもだってデカいとおもうけど、やはり原子力空母はケタがちがいました。
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