ここしばらくル=グウィンを読んできたがここにきて息切れ。
SFが面白くない(T-T)のだよ。なぜだ! ル=グウィンほどの大御所で、それこそ大御所のファンが沢山いる作家だと、「面白くない」というのもなんだかヘンな勇気が要る。
うまく言えないのだが、ル=グウィンの作品て、アンドリュー・ワイエスの作品に似ていると思う。私はキリスト教的な厳格さとかは門外漢でよく判らないのだけど、文化的な桎梏というか、苦しさを感じてしまう。たぶん、ル=グウィンが抱えていたジェンダーとも繋がるものなのだと思う。
と、同時に、最近は読みやすく、感情移入しやすい分かり安い本を好んで読んでいるな、とも思う。自分を甘やかしているせいか、ちょっとむずかしい本を読む努力が出来なくなってきているような。
母の介護は、新たな局面に入った。
自分でご飯を食べられないように(ADL的に食べられないのではなく、適切な食べ物を選んで食べることが出来なくなった。つまり、蒸しパンやお菓子やミカンしか食べなくなってしまった。)なったため、朝夕の食事の世話が必要に。それ以外は概ね自立しているので、そばに居てもあまりすることが無かったりするのだけど、なにかと見守りは必要。なにより、本人も不安だと思われる。そんなこんなで、しばらく介護休業を取ることに。これまで全力疾走してきた十数年(?)いやそれ以上。しばしのアイドリングで、自分の人生そのものも見直したいと思う今日この頃。・・・とはいえ、仕事を休んだ途端にガタッと落ちそうな気がしていてヤバい。
7月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1148
ナイス数:390
幻影の都市 (ハヤカワ文庫SF)の感想
びっくりするほど楽しく読めなくて残念至極。ここまで読んだル・グウィンのSF、みな色調が似ているというか、人物が似てるというか、構成も物語の主要部分がグレートジャーニーというか。雄大な風景の描写は素晴らしいのだけど、それ、この話に必要?って感じちゃう。敵のシングが前半、中盤、後半で印象ががらりと変わるのとか、主人公が突然心理戦で優位に立つとか、面白い要素はたくさんあるのだけど、総体的にはつまらなかったな。ずっとル・グウィンを読み進めてきたけど、これ以上読める気がしないので、中断を自分に許すことにする。
読了日:07月31日 著者:アーシュラ K ル グィン
幻影の都市 (1981年) (サンリオSF文庫)の感想
感想はハヤカワ版の方に
読了日:07月31日 著者:アーシュラ・K.ル=グイン
はなれがたいけものの感想
読み友サンのレビューが流れてきて、ちょっと気になったのでAmazonで試し読みからのダウンロード。それなりに面白かった。「愛を知らない」主人公は、自分の行為を「愛」ゆえとは認知しない。これほどの愛情と献身を我が子に注ぎながら、自分は愛してなどいない、なぜなら愛を知らないから、と頑なで。現在全6冊出ているとのことだけど、とりあえず1巻で満足。ル=グウィンの『幻影の都市』が大ストッパーになっているので、他の本が読めると安心する。
読了日:07月27日 著者:八十庭 たづ
チェーザレ 破壊の創造者 特別編 二人の巨匠の感想
ミケとダ・ヴィンチ。そして総領冬実の筆による、幻のアンギアーリの戦いの絵,そして成年になったチェーザレの肖像。ごく薄い本なのだが、胸がいっぱいになる。
読了日:07月26日 著者:惣領冬実
手ぬいで着物リメイク ゆったり心地よい服 (レディブティックシリーズno.8188)の感想
Kindleアンリミで内容を確認し、作りたいのがあったので、紙本で入手。手縫い本だけど、実際作るとなったらミシンだな。だけど、そもそも着物って手縫いなのよね。和裁ができる人ならあっという間に縫えるんだろうなあ。(私はそもそも真っ直ぐな縫い目にならない(^^ゞ この本は、いくつか気に入ったワンピースとジャンパースカートのデザインがあったので、ぜひ、時間ができたら制作したいと思っている。いつ・・・・・になるかは、想定不能。(遠い目)
読了日:07月08日 著者:高橋 恵美子
着物のリメイクを愉しむ 製図集 (レディブティックシリーズno.8543)の感想
Kindleアンリミ。製図がたくさん掲載されているのが嬉しい。だが、気に入ったデザインは僅少(これは、どのリメイク本も同じなんだけど)。Kindleだと製図は難しいので、いざ本当に作りたくなったら、紙本を求めようと思う。
読了日:07月08日
軍人婿さんと大根嫁さん 6 (芳文社コミックス/FUZコミックス)の感想
7月一冊目。本日発売。花ちゃんがすこし、人妻なお顔になった。カヨコさんの三角ご夫妻の馴れ初め。カヨコさんは、はっちゃけてるだけのオンナじゃなかった!あのカヨコさんの心を手中にした三角中尉はやはりスゴイと思ったのだった。
読了日:07月02日 著者:コマkoma
読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1148
ナイス数:390

びっくりするほど楽しく読めなくて残念至極。ここまで読んだル・グウィンのSF、みな色調が似ているというか、人物が似てるというか、構成も物語の主要部分がグレートジャーニーというか。雄大な風景の描写は素晴らしいのだけど、それ、この話に必要?って感じちゃう。敵のシングが前半、中盤、後半で印象ががらりと変わるのとか、主人公が突然心理戦で優位に立つとか、面白い要素はたくさんあるのだけど、総体的にはつまらなかったな。ずっとル・グウィンを読み進めてきたけど、これ以上読める気がしないので、中断を自分に許すことにする。
読了日:07月31日 著者:アーシュラ K ル グィン

感想はハヤカワ版の方に
読了日:07月31日 著者:アーシュラ・K.ル=グイン

読み友サンのレビューが流れてきて、ちょっと気になったのでAmazonで試し読みからのダウンロード。それなりに面白かった。「愛を知らない」主人公は、自分の行為を「愛」ゆえとは認知しない。これほどの愛情と献身を我が子に注ぎながら、自分は愛してなどいない、なぜなら愛を知らないから、と頑なで。現在全6冊出ているとのことだけど、とりあえず1巻で満足。ル=グウィンの『幻影の都市』が大ストッパーになっているので、他の本が読めると安心する。
読了日:07月27日 著者:八十庭 たづ

ミケとダ・ヴィンチ。そして総領冬実の筆による、幻のアンギアーリの戦いの絵,そして成年になったチェーザレの肖像。ごく薄い本なのだが、胸がいっぱいになる。
読了日:07月26日 著者:惣領冬実

Kindleアンリミで内容を確認し、作りたいのがあったので、紙本で入手。手縫い本だけど、実際作るとなったらミシンだな。だけど、そもそも着物って手縫いなのよね。和裁ができる人ならあっという間に縫えるんだろうなあ。(私はそもそも真っ直ぐな縫い目にならない(^^ゞ この本は、いくつか気に入ったワンピースとジャンパースカートのデザインがあったので、ぜひ、時間ができたら制作したいと思っている。いつ・・・・・になるかは、想定不能。(遠い目)
読了日:07月08日 著者:高橋 恵美子

Kindleアンリミ。製図がたくさん掲載されているのが嬉しい。だが、気に入ったデザインは僅少(これは、どのリメイク本も同じなんだけど)。Kindleだと製図は難しいので、いざ本当に作りたくなったら、紙本を求めようと思う。
読了日:07月08日

7月一冊目。本日発売。花ちゃんがすこし、人妻なお顔になった。カヨコさんの三角ご夫妻の馴れ初め。カヨコさんは、はっちゃけてるだけのオンナじゃなかった!あのカヨコさんの心を手中にした三角中尉はやはりスゴイと思ったのだった。
読了日:07月02日 著者:コマkoma
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